いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



声は大きい方が強い(新アニメ感想3)

薬屋のひとりごと」#25『猫猫と毛毛』

今期の大本命。安定のハイクオリティでまずは安堵。
猫猫、子猫の世話を任される。青い薔薇のエピソード辺りから主上様のイメージが気さくなオッサンなんだが、大丈夫か?w
新キャラを登場させつつ、まずは軽いエピソードからといったところ。
2期の初めは次から出てくるエキゾチックで怪しげな女性が話の中心になるのかな?


「メダリスト」第1話 氷上の天才

フィギュアを始めるのが遅かった為に大成できなかった主人公が、それまで独学で滑っていた小5の女子のコーチになるところから始まる、二人三脚の物語。
メイン二人のフィギュア愛がどれほどか、まずはそれを見せてくる1話で掴みは最高。
顔の演出が過剰なところがちょっと気になるけれど、フィギュアの演技シーンの描写はとても自然で綺麗。ただ、制作会社がちょっとアレなところらしいので、このままのクオリティを維持できるかが問題か。





以下、1話切り確定のアニメ

「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」#1

整った容姿で幼少期からチヤホヤされてきた主人公川井モナが、何故か彼女に見向きもしない男子黒岩メダカを振り向かせるため空回るちょっとエッチなラブコメディ。
これは……ただの痴女ですな
高飛車な嫌な子になりそうな境遇で中身が関西弁のオッサンになってるのが面白い。
ただ、カワイイ男の子を楽しむタイプのラブコメは好みではないので続きはいいかな。

「ハニーレモンソーダ」#1

クラスの人気者であるレモン色の髪の男子高校生と、いじめられた過去を持つ女子高生の恋愛模様を描く(Wiki)
少女漫画でも楽しく読める/視れるんだけど、これは主人公が卑屈過ぎて無理だ。

『魔法使いの約束』 #1

イケメンがいっぱい出てくるお姉さまたち用アニメのようで。
15分でギブアップ。そこまででの感想は悪役オジの血圧が心配、かなw
この手のアニメの男性声優ってなんであんなにねっとりしゃべるんだろう?

1/12の雑談

だらだら日曜日

女子駅伝→女子サッカー→大相撲
ゲームしながら、TVでスポーツを垂れ流していただけの一日(*´ω`*)



第33回全国高等女子サッカー選手権大会 決勝

藤枝順心(静岡) 5-0 神村学園(鹿児島)

決勝での最多得点タイ記録の5得点で快勝! 三連覇達成!
6試合で39得点無失点の文句のつけようがない完全優勝
強かった。
開始早々先制して優位に立つと、劣勢の時間でもあわてず騒がず、逆にカウンターで追加点をあげ相手の心を折っていく無慈悲な強さ。チャンスは確実にものにしていく決定力と最終ラインの堅さが素晴らしい。
選手の皆さんおめでとうございます!



都道府県対抗女子駅伝

京都が圧勝。
2区でトップに立つと、その後は一度も首位を明け渡すことなく一人旅。
昨年優勝の宮城が序盤に躓いたらその後まるで上がってこられなかったり、高校生4人(ルール上3人でいい)の長野が、1区の高校生の快走で終盤まで2位争いだったり、名前のある選手より上位を走っているの方がタイムが良かったり……やっぱり駅伝は流れのスポーツだ。
静岡は大健闘の13位。2,5,6区と区間一桁の選手が3人も。強化に力を入れれば入賞も狙えるのでは? 



イースX -NORDICS-

先週は毎晩やっていたので、早くも最終章IN。(おかげで本が全く進んでいない)



リラ様お美しい


今自由に動ける状況なので、各地の取り逃した宝箱を回収中。
途中クエストを消化している時にも思っていたけれど、ストーリー上は苦労して航海しているのに、マップを広げれば広い海の端から端に一瞬でワープできてしまうことに若干モヤっとするw

第103回 全国高校サッカー選手権大会 準決勝

前橋育英 3-1 東福岡

前橋育英は2点目のシュートが凄かった。まさにスーパーゴール(ゴラッソという言葉は馴染みがなくてあまり好きではありません)あとの2得点は東福岡のミスによるところが大きいが。
東福岡はリードして入った後半は引き篭もる手もあったのだけど、それをやる前にDFがやらかしたのが痛かった。まあ静学相手にあの試合内容だからこの辺りが限界だろう。


流通経済大柏 1-0 東海大相模

流経大柏の試合を初めて観たけれど、評判ほど抜けて強い感じはしなかった。今日に限れば前橋育英の方が強いと感じた。
それだけ東海大相模がいいチームだったということだろう。それだけに唯一の失点がPKだったのが悔やまれる。確かに足を上げた方が悪いと言えばそれまでだけど、、、相手の痛がり方が上手かったね。

1/10の雑談(ミニ)

夜なべをして


スイートポテトを夜なべして作った。

妹が体調を崩し、明日母が色々持って訪問する運びとなったのでその一品として。
忙しいから夜しか作る時間がなかったのだ(´・ω・`) 明日も当然仕事なのだ(´・ω・`)



お届き物

「86―エイティシックス― Alter.2 -魔法少女ジーナ☆レーナ~戦え!銀河航行戦艦サンマグノリア~-」安里アサト電撃文庫

「キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン」長月天音(角川文庫)

キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン (角川文庫)

30歳目前、かなめは焦っていた。飲食店が大好きで入社したのに、工場併設の製菓部に異動してからは、空回りばかりだ。ある日、先輩から閉店時間を気にせず食事ができる「キッチン常夜灯」を教えてもらう。飴色のタルトタタン、オレンジが香るガトーバスク、繊細なスフレ、オ・シトロンなど、シェフのデザートはお酒の後でも美味しい。ゆっくりご褒美を味わえば、不安も緊張もリセットできる--。一歩踏み出す勇気をもらえる物語。


深夜営業の変わったビストロ「キッチン常夜灯」のシリーズ3作目。
過去二作と同じくファミレス『シリウス』に勤務する女性が主人公。今回は過去二作の主人公の後輩で製菓部で働くかなめの物語。
本人は店舗でキッチンもホールも両方やってバリバリ働きたいのに、製菓部では開発なんてもっての外、製菓の手伝いすらさせてもらえず事務仕事ばかり。しかも、部長はやる気がなく社員はイヤミばかり。パートとの折り合いも悪く職場の空気は最悪。おまけにプライベートでは彼氏に振られと、これ以上ないくらいどん底の状態からのスタート。
そこから悩みが話せる先輩(前作主人公つむぎ)と出会い、ホッとする料理と出会い、居場所に出来るお店に出会い、人生が好転していく様は読んでいて気分がよく、こちらまで救われた気持ちになる。
その中で前作主人公のつむぎが積極的にかなめに構っていたのが印象的。自分が救われた「キッチン常夜灯」への恩を誰かに返す。情けは人の為ならずではないけれど、親切や思いやりが巡っている感じがして温かい。
あとは凝り固まったかなめのネガティブ思考を変えたシェフの視点。このシリーズはいつも多角的なものの見方の大事さを教えてくれる。
一方で、かなめが負けん気と上昇志向が強いバイタリティ溢れるタイプで、気持ちを持ち直した後は自分でぐいぐい進んでいたこともあって、キッチン常夜灯やシェフの料理はやや影が薄かった。でも、このくらいさり気ない存在感の方がこの店らしいと言えるかも。個人的なことを言えば、製菓部の話とあってお菓子が多く出てきたので、料理にあまり惹かれなかったというのもある。
三作目も温かかった。心の余裕と視野を広げることの大切さを教えてくれる一冊だった。