いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



これは惚れてますね(今週のアニメ感想)

ぼくたちは勉強ができない 第4話 彼女が天才に望むもの即ち[X]である

ブコメの定番ネタを3人平等に割り振った第4話。
ベタ、それすなわち王道。女の子を可愛く見せるにはストレートが一番ですよね。
ところで、雑草粥を夕飯に出そうとする家庭で、チーズタルトやショートケーキを作るのか?(^^;


川柳少女 第4話 キャンバス少女

おまえもか 新ヒロインは 無口女子
短冊にしてもスケッチブックにしてもアニメには不向きだw
二人とも普通に絵が美味くコメントに困るという。そこはどちらかが画伯じゃないと。おかげで部長の特殊能力の方が気になる。


Fairy gone フェアリーゴーン 第4話 『せっかち家政婦とわがまま芸術家』

大切な書を簡単に盗まれ、あからさまな罠に無警戒に飛び込んで、手負いの女性新人を逃げ場のない危険なところに押し込み、敵は二人だと分かっているのに「誘ってやがるのか?」と言いつつ一人を深追いする……数え役満か!
これはもう無能確定。こういうのはパワー自慢の熱血漢主人公かギャグアニメでやってくれ。スタイリッシュ(風)アニメでやると、間抜けでご都合主義にしか見えない。
切りで ノシ

「鬼畜の僕はウサギ先輩に勝てない」三咲悠司(HJ文庫)

郷土史研究部とは名ばかりでウサギ先輩(本名:稲葉白兎)の女子高生らしからぬ趣味を実践するだけの部活動に強引に入部させられたキタロー(本名:鈴木太郎)。
今回誘われたのも隠れキリシタンの郷として村興しを始めた村の取材という胡散臭いことこの上ない物だった。
合宿旅行と聞けば、たまらなく魅力的な話なのだが、どうせロクなことにならない……。と、思いつつも先輩の笑顔と行動力には逆らえないキタローであった。
不思議な事件に巻き込まれがちなウサギと鬼の怪異譚、始まります。


高校の郷土史研究部が真面目にフィールドワークしてるのと、これだけオカルト要素が薄くて(完全になしではない)民俗学を取り扱うのは珍しい。
……すみません。
他に良いところは見つけられませんでした。和遥キナ先生の絵もなんだかいつもより雑に感じるし。
帯やあらすじには何も書いてないけれど、新人賞の奨励賞なのか。道理で……。


以下酷評

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「きみの世界に、青が鳴る」河野裕(新潮文庫nex)

真辺由宇。その、まっすぐな瞳。まるで群青色の空に輝くピストルスターのような圧倒的な光。僕の信仰。この物語は、彼女に出会ったときから始まった。階段島での日々も。堀との思い出も。相原大地という少年を巡る出来事も。それが行き着く先は、僕と彼女の物語だ。だから今、選ばなければいけない。成長するとは、大人になるとは、何なのかを。心を穿つ青春ミステリ、堂々完結。


階段島シリーズ最終巻。
不幸な偶然の重なりから親に愛されなくなってしまった大地少年の幸せを、七草が、真辺が、堀が、安達が、それぞれの考え方で模索していく。その中で「大人になるとはどういうことか」「幸せとは何か」を、真剣に考え葛藤する彼らの姿を見守る物語。
この感情はどう表現すればいいんだろう。
懸命に一人の子供の幸せ願う彼らの優しさが尊くて。答えのない問題に真剣に悩む姿が美しいけれど、答えを求めてしまう姿は切なくて。純粋に人を信じられる若さが羨ましい反面怖くて。何でも難しく考えてしまう性分が面倒くさくて(主に七草の)。子供の問題に高校生が必死になっていることに、大人に憤って(ねえ、相原さん三島さん時任さん)。優しくて残酷な階段島の在り方に悲しくなって。
色々な感情が混ぜこぜになって一言ではなんと言っていいのか分からない。読んでいる間ずっと感情が忙しかった。
結局、彼らは幸せを掴めたのだろうか。三章の扉絵を見る限りでは現実の二人は一つの形を手に入れたように見える。でも、この物語の主人公である階段島の七草はどうだろう。本人が納得しているようだけど、傍からは悲しいものに見えてしょうがない。
そんな終わり方を含めて、若者たちの窮屈で不器用な生き方が、美しくも切ないシリーズだった。

5/2の雑談

一人飯

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天津チャーハン(酢強め甘酢あん)
豆腐を混ぜた天津がふわふわでおいしゅうございました(*´ω`*)
味噌汁はその副産物。



愚痴1

母が久々の歯痛がこのタイミングで歯医者に行けなくて相当参ってる。
ニュースでも医療関係で困っている人がいっぱい出てたし、やっぱり10連休なんてこの世の地獄じゃないか(´・ω・`)



愚痴2

windouws10がクソOS過ぎて発狂しそう。あいつなんで更新のたびに設定変えやがるの?
それでなくてもこの世の地獄のせいで無駄に時間取られているのに。相手の都合を考えてくれないクソ爺共って田舎特有? お街でもそうなの?
今23時過ぎですが、これから仕事です。寝るのは諦めた。


明日明後日も自分の時間などなさそうなので、これから2日分の更新予約をする。
では明々後日に(´・ω・`)ノシ

5/1の雑談

耳タコ

昨日は「平成最後」を、今日は「令和初め」を、一体何回聞かされたんだろう。
ラジオがこんなにつまらなかった2日間はない(;´Д`)ウンザリ
ほとんど視てないけど、TVはもっとひどかったんだろうなあ。



お届き物

「継母の連れ子が元カノだった2 たとえ恋人じゃなくたって」紙城境介(角川スニーカー文庫
「噂の学園一美少女な先輩がモブの俺に惚れてるって、これなんのバグですか?」瓜生聖(角川スニーカー文庫


下のはサイバーセキュリティ小説コンテストの文字に釣られて購入。
タイトルは普通のラブコメっぽいけど、ハッカーとか出てくるのかしら?