いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



雛罌粟の咲くころに(今週のアニメ感想2)

リコリス・リコイル 第13話 Recoil of Lycoris

悪が純粋に悪だから映画は面白い。至言ですな。最後まで悪い意味での期待を裏切らないDAとかいう組織は、正でも悪でもなく無だったけども。
ミカさんとヨシさん、最後の最後で一番美味しいところをおっさん二人が持ってった。千束さんってば、ちょっとおじさんキラー過ぎません? 魔性の女ですな。たきなもその毒牙に掛かった一人か。あんなにクソ真面目だったこが、こんなに不真面目になってしまって(・∀・)ニヨニヨ
結局、真島の能力はなんだったんだろう。牢から抜け、塔から落ちても問題ないとなれば空間跳躍か? そこまでファンタジーな能力があるかどうかは疑問だが。
程よい百合感、意外と本格的なガンアクション、コメディとシリアスのバランス感覚。原案:アサウラの文字だけで見始めたが、原作なしのアニメでは、年単位で久しぶりな個人的大ヒットのいいアニメだった。


オーバーロードIV Episode12 王都侵攻

冒険者たちのあれこれ。
ここのところ珍しく強キャラと戦っていたので、彼らを見るとなんだかホッとする。
でも、このタイミングで弱者な彼らの物語が要るか?とも思ってしまう。
あ、やっぱりアルベドも土下座に納得してなかったのね。


ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮篇 第10話 『破壊者―ジャガーノート―』

悪役くんの独演会で説明会。ただ一言、冗長。
こいつに語らせるより、ジャガーノートの絶望感の方に力を入れようよ。今期はペース配分がマジで下手。
ダンまちのはジャガーノートは四足歩行のバラモスゾンビって感じだった。ジャガーノートの名で強ボスというと、世界樹の迷宮のワンコ型のイメージが強い。

「もふもふと楽しむ無人島のんびり開拓ライフ ~VRMMOでぼっちを満喫するはずが、全プレイヤーに注目されているみたいです~」紀美野ねこ(電撃の新文芸)

フルダイブ型VRMMO『Iris Revolution Online』で、無人島でのソロプレイをはじめる高校生・伊勢翔太
不用意に配信していたところを、クラスメイトの出雲澪に見つかり、やがて澪の実況で、ぼっちライフを配信することになる。
怪我しているのを助けて懐いた狼(?)のルピとともに、島の冒険や開拓、木工や陶工スキルによる生産などを満喫しながら、翔太は、のんびり無人スローライフを充実させていく。
その独特でワクワクするような生活は、配信を通して、ゲーム世界全体に影響を及ぼすことに――


カクヨムで唯一3周以上した大好きな作品がある。タイトルは『三人娘の異世界メンテナンス紀行』。異世界にSEの知識や常識を絶妙に組み込んだ世界観と、三人娘の陽気なキャッキャウフフ感がどストライクで、楽しくて何度も読み返してしまう。
その作者さんのVRMMO作品ということで、応援の意味も込めて購入。もちろんweb版は既読。

本作はサポート役に回されるのが嫌でMMOなのに無人島スタートを選んだ主人公・ショウが、設定し忘れで垂れ流していた配信をヒロイン・ミオンに見つかるところから始まる、ゲームと学園(リアル)を舞台にした物語。
何を作るにしてもまずは道具や入れ物からという一つ一つ課題をクリアしていくコツコツ感と、ゲームシステムとショウ本人の知識でサバイバルでもストレスなくサクサク進むお手軽さがいいバランスで、やってみたいと思えるゲーム内容。やっている本人が楽しそうなのがいい。
そこに花を添えるのが視聴者ミオンとのやり取り。好意はあるけどカップル未満な初々しい男女のやり取りでニヤニヤできる。
あとは何と言ってもかしこかわいい【狼?】ルピ。タイトルほどもふもふを感じるところはないが、ご主人大好きな忠犬ムーブの可愛さは文句なし。
タイトルと言えば、、、なんでこんな没個性でしょっぱいタイトルになってしまったのか。。。
元々『Iris Revolution Online』という素晴らしいタイトルがあったのに。このクソダサタイトルを認めたくないので、今後も個人的にはIROと呼びたい。いや頑なに呼び続ける所存。
妖精が出てきて、ライブ配信に固定視聴者が付き、ミオンにヤンデレの兆しが見え始めてからが本番なので、何卒2巻をお願いします。


ちなみに前述の『三人娘の異世界メンテナンス紀行』を読んでいると、世界観がリンクしていて本作を1.5倍楽しめるのでみんな読もう(ダイマ
kakuyomu.jp

「天才王子の赤字国家再生術 12 ~そうだ、売国しよう~」鳥羽徹(GA文庫)

帝国の皇位継承戦が終息し、大陸の情勢は新たな局面を迎えていた。
帝国は安定を取り戻しつつあり、西側からはカルドメリアが来訪するなど、ウェインは依然として東西の間で難しい舵取りを求められていた。
そんな折、ナトラ国内に新たな動きが生じる――フラム人による独立国家。そして本人も望まぬ形で、その渦中へと巻込まれていくニニム。
内憂外患、かつてない試練に直面するウェインにさらなる衝撃が。
「――お兄様、今いいかしら?」
思い詰めたフラーニャから発せられたひと言が、ナトラを揺るがす。
ニニムの苦悩、フラーニャの決意。疾風怒濤の第12弾!


ロワ女帝の誕生により東と西の板挟みで微妙な立場に立たされたナトラ。そんなナトラの現状と独立の機運が高まるフラム人との板挟みになり動けないニニムの苦悩を描く第12巻。

しんどかった。
血統、フラム人の中での立場、ウェインの補佐官としての立場、本人の想い。色々なものでニニムの身動きを縛った後に、クソ婆(カルドメリア)とクソ爺(族長レヴァン)によって真綿で首を絞められるような責め苦を延々を読まされる、そんなニニムファンには読むのが辛い話だった。確かに正真正銘ニニム回だけどさあ、、、癒しが挿絵の幼ニニムしかないってどういうことなの?
しかしあのクソババア、ウェインに直接攻撃が聞かないとみるや、随分と遠回りな搦め手で来たな。元々猟奇的な利己ゆえに不可解で不気味な動きしかしないカルドメリアだが、今回はいつにも増して真意が見えなくて不気味だった。
しかし、今回それ以上に不気味だったのがウェイン。
驚くほど一切何も動かない。影が薄いってレベルじゃないくらい消えている、主人公なのに。
奴の事だから恐らく全てを把握した上でのことなんだろうが、公的な顔のシーンばかりで何を考えているか読み解く要素がないのが余計に不気味。
ウェインの狙いに頭を悩ませている間に、衝撃のラストで次回へ。
ちなみに衝撃なのはウェインが〇〇(ピー)されたことではなく、散々ニニムを縛って敵だと思っていたレヴァンが、ウェインの共犯者の可能性が出てきたことに対する驚き。まあ、奴の無事を読者全員が確信していると思うので。
また今回、苦悩するニニムの見る夢としてウェインとニニムは出会いが語られたが、ウェインが「俺の心臓」と豪語するところまでは語られていないようなので、ここまで来たらそこに至るエピソードも期待したいところ。
とにかく、とんでもなく続きが気になるタイミングで終わっているし、このままではニニムが可哀想なので早く続きを!

強さと大きさは比例しない(今週のアニメ感想1)

黒の召喚士 #11 S級昇格試験

エルフの里防衛線。ぅゎっメイドさんっょぃ
厨二武器のオンパレード。ここまでやり切ってくれると一周回ってなんだか格好よく見える/聞こえる不思議。
戦闘シーンは相変わらず残念な出来だけど、妹勇者ちゃんVSギガントロードはワンダと巨像感があって割と良かった。


異世界薬局 第11話 エスターク村の奇跡

お婆ちゃん先生(新キャラ)スタート。からの鴉仮面。絵面がアニメらしくないw
収束前に村を出ちゃったから、タイトルを実感するところがなかった。仕方がないが。
うわっ…帝都の防衛、ザルすぎ…? 敵国への警戒とかなさらないんですか?
ペスト編が始まってから、人々の動きがどうにもちぐはぐというか、理にかなっていないというか。粗が一杯見えて「うーん」ってなる。

9/25の雑談(ミニ)

台風15号の余波

現在、静岡市清水区の五万五千戸が断水中。復旧のめどはたっていないそうで。
清水市民なので、妹家族も友人知人も大体清水在住。
ということで、妹と姪たちは風呂・トイレ・飯を求めて二週連続の来訪、知人たちには買い物を頼まれで、めっちゃ多忙な日曜でありましたとさ(^^;
我が家としては側溝が半分くらい泥で埋まるくらいしか影響がなかったのだが、こんなところで余波を食らうとは。
そんなわけで全く休んだ気がしないまま月曜へ……(;´Д`)ハァ…


ヤクルト、セリーグ連覇

リーグ優勝おめでとうございます!
村神様突然の絶不調も、これまでのリードを生かして危なげなく逃げ切りといったところ。
でも今の調子でCS勝てるのか? と思ったがセリーグはどこも調子よさそうじゃないから、どこが来ても大丈夫かな。村神様も最多HRの呪縛から解かれれば調子あげて来るだろうし。