いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



2021-08-05から1日間の記事一覧

「むすぶと本。 『夜長姫と耳男』のあどけない遊戯」野村美月(ファミ通文庫)

あの、はな色の本にもう一度会いたい――。 榎木むすぶは中学二年生の夏に出会ったはな色の本を忘れられずにいた。あれから同じタイトルの何冊もの本と話したけれど、あの本とはやっぱり違う。そして中学三年生の夏、むすぶは再び北陸の地を訪れることになった…