いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ライトノベル

「死体埋め部の悔恨と青春」斜線堂有紀(ポルタ文庫)

英知大学に入学したばかりの祝部は、飲み会の帰りに暴漢に襲われた末、誤って相手を殺してしまう。途方に暮れた祝部を救ってくれたのは、同じ大学の先輩だという織賀だった。しかし死体の始末を申し出てくれた織賀の車には、すでに別の死体が乗っており、祝…

「かくりよの宿飯 十 あやかしお宿に帰りましょう。」友麻碧(富士見L文庫)

手作りのお弁当と引き換えに、伏せられてきた大旦那の真意へ触れた葵。自ら捕われた大旦那を進むため、葵は天神屋の仲間たちとともに決戦の地・妖都へ向かう。 ついに始まる八葉夜行会。雷獣の陰謀はめぐり、大旦那を“隠世”の底へ封印する提案がなされた。採…

「アクセル・ワールド24 ―青華の剣仙―」川原礫(電撃文庫)

物理攻撃無効。属性攻撃無効。接近不可能な超難敵《太陽神インティ》を討つべく、六大レギオンの総力が結集する。 打倒インティ、そして黒雪姫解放の鍵――。それは、インティが放つ《炎熱ダメージ》無効の強化を施された《ルシード・ブレード》、そしてその所…

「さくら書店の藍子さん 小さな書店のささやかな革命」浅名ゆうな(富士見L文庫)

錆びれた佇まいの「佐倉書店」。偶然書店に入った康樹はそこで、しつこく珈琲を勧めてくる最高に野暮ったい女性、藍子に出会う。 佐倉書店の店長だという藍子は万引き犯も見逃してしまう程のお人よし。加えて書店は常連客しかおらず、赤字続き! 誰にでも優…

「りゅうおうのおしごと!11」白鳥士郎(GA文庫)

「私を殺して……」 奨励会三段リーグで三連敗を喫し心が折れた銀子は、八一に懇願する。 「俺が連れて行ってあげますよ。絶対に死ねる場所へ」 こうして二人は将棋から逃げた。それは同時に、なぜ将棋を指すのか問い直す旅でもあり―― なぜ、八一は銀子を『姉…

「吸血鬼に天国はない」周藤蓮(電撃文庫)

大戦と禁酒法によって旧来の道徳が崩れ去ったその時代。非合法の運び屋シーモア・ロードのもとにある日持ち込まれた荷物は、人の血を吸って生きる正真正銘の怪物――吸血鬼の少女であった。 仕事上のトラブルから始まった吸血鬼ルーミー・スパイクとの慣れない…

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない (13) あやせif 上」伏見つかさ(電撃文庫)

高校3年の6月。俺はあやせから、相談を受ける。「お兄さん、桐乃のことでご相談があります!」あやせは妹の親友で、俺のことを嫌っている……これからもそのはずだった。 なのに相談に乗っているうち、 「わたし、お兄さんにずっとひどいことを――」誤解は解け、…

「おいしいベランダ。 返事は7日後のランチで聞かせて」竹岡葉月(富士見L文庫)

まもりとお隣に住む恋人・葉二のベランダ菜園には、華やかなパッションフルーツも加わって、夏が楽しみな季節。 同時に、まもりは就職にむけて心が騒ぐ大学3年目に。教職を目指す湊ちゃんと違って、何をすべきか悩んでしまうけれど……! 就職活動の手がかりに…

「魔法学校首席になったら嫁と娘と一軒家がついてきたんだが」桐山なると(ファミ通文庫)

一般教養で満点を取り、なんとか学年首席になったミジョア。首席になれば狭苦しい学生寮を出て、最新魔法が施された一軒家に住める。うきうきで屋敷に向かうとそこには先住者がいた。教師の手違いにより、魔法の天才&変人と名高いエルキッサにも居住権が出さ…

「好感度が見えるようになったんだが、ヒロインがカンストしている件2」小牧亮介(角川スニーカー文庫)

“他人の自分に対する好感度”が見えるようになった高校生・桐崎冬馬は晴れて学園の美少女四天王の一人、九条桃華と恋人同士に。桃華から冬馬への好感度は変わらず100とカンスト状態。だが、桃華の頭上に現れた“両思いになった相手のテンション”が分かるメータ…

「夏へのトンネル、さよならの出口」八目迷(ガガガ文庫)

「ウラシマトンネルって、知ってる? そこに入れば欲しいものがなんでも手に入るんだけど、その代わりに年を取っちゃうの――」。そんな都市伝説を耳にした高校生の塔野カオルは、偶然にもその日の夜にそれらしきトンネルを発見する。――このトンネルに入れば、…

7月の読書メーター

読んだ本の数:19冊 読んだページ数:6161ページ 思ったより読んでた。 まあ、仕事と家事と読書以外に何かしていたかと問われると、ほぼ何もしてないとしか言えないので、当然と言えば当然か? 今月外出したのたぶん2回だけ(^^; 今月のベスト3 「子守り男…

「君死にたもう流星群4」松山剛(MF文庫J)

自らのタイムリープを天野河星乃に告白した平野大地。だが、その衝撃の事実は二人の関係をかえってギクシャクさせてしまう。ちょうどそのころ「大流星群の犯人が、この高校にいるって聞いてね」というイオの言葉に呼応するように、驚愕の人物が大地たちの前…

「Unnamed Memory II 玉座に無き女王」古宮九時(電撃の新文芸)

「その時は――魔女〈ティナーシャ〉を殺すさ」 契約のもと、一年という限られた時間を共に過ごすオスカーとティナーシャ。だが突如二人の前に、ティナーシャのかつての婚約者・ラナクが姿を現す。古き魔法大国の血を継ぐ彼は、新たに国を興すと大陸全土への侵…

「Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王」古宮九時(電撃の新文芸)

「俺の望みはお前を妻にして、子を産んでもらうことだ」 「受け付けられません!」 永い時を生き、絶大な力で災厄を呼ぶ異端――魔女。強国ファルサスの王太子・オスカーは、幼い頃に受けた『子孫を残せない呪い』を解呪するため、世界最強と名高い魔女・ティナ…

「黒猫のおうて!」八奈川景晶(富士見ファンタジア文庫)

奨励会三段リーグ全勝優勝という偉業を成し遂げた天才棋士・長門成海は、突如理由も告げずに将棋界を去ってしまう。その心変わりに日本中が驚愕する中、女流棋士・三河美弦は強くなりたい一心で空気も読まずに成海の元までやってきて!? 「将棋を教えてくださ…

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア12」大森藤ノ(GA文庫)

結論から言えば。 それは語り継がれることのない物語だ。 誰が勝ち、誰が負け、誰が生き、誰が死に、誰が吠え、誰が嗤い、誰が哭いたのか。そこに富と名誉はなく、倒れた者は歴史に名を刻むこともなく。誰の記憶 にも残らぬまま、天の葬列に加わるのみ。 け…

「処刑少女の生きる道 ―そして、彼女は甦る―」佐藤真登(GA文庫)

この世界には、異世界の日本から『迷い人』がやってくる。だが、過去に迷い人の暴走が原因で世界的な大災害が起きたため、彼らは見つけ次第『処刑人』が殺す必要があった。 そんななか、処刑人のメノウは、迷い人の少女アカリと出会う。躊躇なく冷徹に任務を…

「秋山野要は愛されている。」石崎とも(電撃文庫)

高一の夏休み。事故にあった秋山野要はベッドの上で目覚めた。三人の美少女に囲まれて――。 今がチャンスだと言わんばかりに、記憶を失ってしまった要に、あること無いこと吹き込もうとする少女たち。 「わたしとらぶらぶだったの!」「要様の心を射止める争奪…

「キノの旅 XXII ―the Beautiful World―」時雨沢恵一(電撃文庫)

キノとエルメスは誰もいない街を走り――そして、国の南側で、一つのドームを見つけた。「よし、行ってみよう」そのドームへ続く道へとエルメスを傾けた。薄暗いドームの中には、平らな石の床が広がっていた。その上に、無造作に散らばっているのは、多種多様…

好きラノ2019年上期 投票

好きラノ2019年上期に参加させていただきます。 「子守り男子の日向くんは帰宅が早い。」双葉三葉(角川スニーカー文庫) 【19上ラノベ投票/9784041078754】 「ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか?」新八角(電撃文庫) 【19上ラノベ投…

「スーパーカブ5」トネ・コーケン(角川スニーカー文庫)

高校卒業も間近の1月。3ヶ月後に迫った大学生活の目途も立ち、山梨で過ごす時間もあと少し。しかし残った高校生活を平穏に過ごそうとする小熊とカブに、突然の試練が襲い掛かる。入院期間は5週間。初めての入院、初めての手術。同じ病室になった、3人の個性…

「理系な彼女の誘惑がポンコツかわいい」長田信織(角川スニーカー文庫)

「私が、あなたを魅了し尽くしてみせるわ」 セレブの子息令嬢が通う私立瑛銘学院。外部編入ながら学院首席の久遠寺梓と、名家のお嬢様であり数学の天才・弥勒院由槻は、学院の特権を賭けた“恋愛ゲーム”に参加することに(参加者総勢2名)。持ち得る知識を駆使…

「子守り男子の日向くんは帰宅が早い。2」双葉三葉(角川スニーカー文庫)

5歳の妹・蕾の面倒を見るため放課後はすぐに帰宅する高二男子、新垣日向。彼の夏休みは、クラスの陽キャ女子・唯や学年のヒロイン悠里に巻き込まれ、キャンプや花火大会とイベントで大忙し。「皆と一緒に、高校生をするの。一人じゃ出来ない事を皆で一緒にや…

6月の読書メーター

読んだ本の数:16冊 読んだページ数:5129ページ 今月はいいペースかと思いきや、 数多ある25日発売の新刊に興味を惹かれる作品が一冊もないという/(^o^)\ 今月のベスト3 「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」二丸修一(電撃文庫) 「天才王子の赤字国家…

「リベンジャーズ・ハイ」呂暇郁夫(ガガガ文庫)

人体に有害な『砂塵』によって、文明が一度滅びた近未来。異能を操る『砂塵能力者』たちが出現し、力を持っていた。“掃除屋”チューミーは、因縁の復讐相手・スマイリーの行方を探りながら、殺しを請け負っている。あるとき、治安維持組織の『粛清官』に身柄…

「千歳くんはラムネ瓶のなか」裕夢(ガガガ文庫)

「五組の千歳朔はヤリチン糞野郎」――学校裏サイトで叩かれながらも、藤志高校のトップカーストに君臨するリア充・千歳朔。彼のまわりには、外見も中身も優れた友人たちがいつも集まっている。圧倒的姫オーラの正妻ポジション・柊夕湖、努力型の後天的リア充…

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか15」大森藤ノ(GA文庫)

深層の決死行を乗り越え、地上の帰還を果たしたベル達。それぞれが果たした冒険の成果は『成長』の証。確かな前進に喜ぶ傍ら、ふと彼等彼女等はこれまで歩んできた道のりを振り返る。 少年は始まりの日に還り。 女神は追憶を映す炉の光に目を細め。 小さき少…

「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」佐伯さん(GA文庫)

藤宮周の住むマンションの隣には、学校で一番の美少女・椎名真昼が住んでいる。特に関わり合いのなかった二人だが、雨の中ずぶ濡れになった彼女に傘を貸したことから、不思議な交流が始まった。 自堕落な一人暮らしを送る周を見かねて、食事をつくり、部屋を…

「天才王子の赤字国家再生術4 ~そうだ、売国しよう~」鳥羽徹(GA文庫)

「心配だああああああああああ! 」 新たな皇帝を決めるため、三人の皇子による会談が持たれることになったアースワルド帝国。ロウェルミナ皇女からその舞台となるミールタース市に招待されたウェインは、これを華麗にスルー。するはずが、なぜか代わりに妹姫…