いつも月夜に本と酒

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七姫物語〈第5章〉東和の模様 (電撃文庫)

七姫物語 第五章」高野和電撃文庫
七姫物語 第5章 (5) (電撃文庫 た 15-5)

一宮シンセン都市の弱体化に端を発した東和の混乱は新たな局面を迎える。
黒曜姫を掲げる旧王都一宮シンセン都市に、二宮スズマ都市の翡翠姫は対決を決意し、その軍勢を動かす。ついに起きた大国間の戦争に揺れる東和。 そんな中、七宮カセン都市の宮姫である空澄姫は、四都同盟締結を望む双子姫の招きに応じて、五宮クラセと六宮マキセの双子都市へ向かい、彼女達に触れる。
平和を語る姫達、独立を望む姫、改革を掲げる姫、そして、国体を背負う姫。ただカラが見つめるのは、流れる時代の中、姫達と人々が織りなす世界の模様。東和七姫が彩る物語。五章開幕。


おおっ急展開!
各人、各陣営の思惑が交差しながら物語は今までにない速度で進展を迎える。まさに激動の時代といった様相。
でもこれ、クライマックスに向けての舞台づくりなんだろうな。何せメインのトエとテンが表に出ず裏で半分遊んでいたし。そのせいもあってかいつも以上に淡々としていた気がする。
それに今回はカラがずっと空澄姫だったからか妙な緊張感が。どうも彼女が姫役の時は危なっかしくてハラハラする。 彼女はカラカラとして伸び伸びしてる方がホッとするのだけど、この先もカラカラの出番は少なそうだなぁ。
そんな中、所々に入るトエとテンの砕けた会話がいい息抜きになっていた。
その中でトエの「道具にもならない天下なんて、手に入れても役に立たないからね」の一言が印象的。天下はゴールじゃなくて道具か・・・器がでかい。
さて、トエとテンが大暴れする舞台が整って続きが楽しみなんだけど、つぎはいつだろね?(^^; 4巻06年9月、5巻08年4月・・・がんばれ高野先生! 前巻の内容を忘れない程度の期間でお願いします(今回は読み始めたら何やってるのかわからず一度4巻に戻ったw)