いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「狼と香辛料 XIII Side Colors III」支倉凍砂(電撃文庫)

狼と香辛料 13 Side colors 3 (電撃文庫 は 8-13)
狼と香辛料 13 (電撃文庫 は 8-13)

教会都市リュビンハイゲンでの金密輸騒動のあと、羊飼いをやめたノーラは、エネクとともに旅に出ていた。服の仕立て職人になる夢を叶えるため、人手を必要としていると噂の町クスコフに向かっていたのだ。道中、ノーラは何者かに襲われる教会の司教を助けることになる。司教が向かう先もまた、ノーラと同じ町だという。クスコフは疫病で人口が減ってしまった町なのだが──!? ファン必読の、ノーラの後日談を描く書き下ろし中編「羊飼いと黒い騎士」を収録。
さらに、ホロとロレンスの短編3編も収録。絶好調の新感覚ファンタジー、豪華4本立ての短編集第3弾!


ホロとロレンスの穏やかな旅の一コマ3編とノーラの後日談の1編の全4話の短編集。
ホロとロレンスは然したる問題が無いことをいいことに、ここぞとばかりにイチャイチャイチャイチャ。
ノーラはノーラでエネクとイチャイチャイチャイチャ(若干語弊あり
という、一人身の方には大変辛い内容となっております・・・ちくしょー!w
そんな訳で、十二分の甘さとノーラの頑張る姿が堪能できて満足度の高い短編集だった。



以下各話毎


狼と桃のはちみつ漬け
内容:ある町の薬屋で桃のはちみつ漬けを見つけ・・・
甘々。
で、結局桃のはちみつ漬けはどうなったのだろうか?
希望としては「売り切れていて買えなかった」だな。桃のはちみつ漬けはシリーズ序盤から出てるキーアイテムなので、その幸せはもっといいシーンに取って置いてもらいたい。


狼と夕暮れ色の贈り物
内容:ある町での買い物風景
激甘。
うん、臭いね、文句なしだねw
最後のイチャつきを見せ付けられた薬屋の主人も苦笑いしてたに違いない。


狼と銀色のため息
内容:珍しくロレンスが大儲けする話
まさかのホロ視点。予想以上の転がしっぷりだなぁw
ロレンスを指す言葉「連れ」が出てくるたびに頬が緩む。照れ隠しのようでもあり、何年も連れ添った旦那と同様の表現の様でもあり、なんともこそばゆい。


羊飼いと黒い騎士
内容:ノーラのその後
いい人過ぎて損する性格のノーラを見守る忠犬エネクの図。
エネクかわいいよエネク。『キノの旅』の陸と犬視点というだけでなく性格も似てるな。
性格のせいかいなかなか報われないノーラではあるが、彼女の性格なら人に必要とされるという状況は、夢は追えなくても割と幸せな状態なんじゃないかと思ってみたり。