いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「カンピオーネ! VI 神山飛鳳」丈月城(スーパーダッシュ文庫)

カンピオーネ! 6 神山飛鳳 (カンピオーネ! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
カンピオーネ! 6 (集英社スーパーダッシュ文庫 た 9-6)

媛巫女見習いとして修行をつむ少女・万理谷ひかりは悩んでいた。とある神社からの勧誘が強引なのだ。不安を覚えたひかりは、そのことをある少年に相談することを決意する。すなわち、姉の祐理が仕える魔王・草薙護堂に…。一方、アメリカ・LAでは、魔王・ジョン・プルートー・スミスが敗れ去り、その地の均衡が崩れていた。さらには、中華の王の下に謎の訪問者が現れ…。世界各地で暗躍する魔王たち。その動きがひとつに収束するとき、かつてない戦いが地上に具現する!!


はいっ四名様追加でーすw
いや、流石にあの人とあの人とあの人のハーレム入りはないと思ってはいるけど、相手があの護堂だからねぇ。傲慢なあの人は私が認めた男とか言い出しそうだし、実は初心らしい27歳のあの人とかも危なそうなんだよな。
あ、一人は確定ですので。


そんな新キャラいっぱいな日光編前編。
前座で初登場のカンピオーネが出てきたと思ったら、その後もこれまた初登場の中国のカンピオーネ羅濠、封印されしまつろわぬ神、賢人議会、そして護堂ハーレムと、オールスターの様相。その各陣営他諸々の思惑が入り乱れる展開はまだまだ前編とはいえ燃える。
ただこの作品、設定上戦いが激化すると必然的に説明が多くなるのが難点。リズムの悪さは否めない。
でも、ある意味毎回の目玉であるキスシーンは良くなっていた。無駄がごっそり省かれていて集中できるし、やっぱりエロい。しかも今回は挿絵もエロい。シコルスキー先生GJ!(舌的な意味で
次は魔王+1、まつろわぬ神+1でもっと入り乱れての乱戦になりそう。さらに説明が多くなりそうで不安だが、それ以上に誰が護堂の魔の手に落ちるのかが楽しみw 最後に来日したあの人はどういう絡み方するかな。