いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第92回全国高校野球選手権大会 第1日

第1試合
九州学院(熊本) 14−1 松本工(長野)


初回の攻防が全て。
いい当たりは1本だけだったが4連打で3点取られた松本工柿田に対し、九州学院渡辺は3点のリードもあり丁寧にボールを低めに集め無失点。これで流れが決まった。
あとは県大会を一人で投げぬいた大黒柱が打たれ浮き足立った松本工を、九州学院が積極的なバッティングで攻めたて4回までに12点とって勝負あり。


松本工は開幕戦の雰囲気に選手だけじゃなくて監督も飲まれちゃったのかな。
伝令を出して間を開けたり、一度エースを外野に回して落ち着かせたり、上手くいくかは別にして流れを変えようとする工夫は出来たと思うんだけど・・・



第2試合
成田(千葉) 2−1 智弁和歌山(和歌山)


好投手vs強力打線の緊迫感のある接戦は成田のエース中川に軍配。
中川は前半はストレートとスライダーを外角低めに集めて三振の山を築き、捕まりかけた6,7回も気迫を前面に出して乗り切って、強打智弁打線を力でねじ伏せ14奪三振1失点完投勝利。
智弁和歌山は、投手陣は2失点と十分に役割を果たしたが自慢の打線が沈黙しては仕方がない。
投手に疲れのない初戦で当たったことも成田にプラスに働いた。


中川は唐川二世って話だったけど体型もストレートの質も違うし、気合を表に出すタイプだし全然似てないじゃん。



第3試合
八戸工大一(青森) 8−4 英明(香川)


相手のミスの乗じて上手く点を重ねた八戸工大一の勝利。
八戸工大一は5回に一塁手の拙い守備で先制すると(記録は捕手の悪送球)、レフトの拙い守備(記録は三塁打)も重なり4点先制。一度は追いつかれるも、9回にまたエラーでチャンスを貰うとこれを生かして一挙4点勝ち越して勝負を決めた。
序盤からどちらかと言えば英明が押していたように見えたが、残塁の多さと痛いミスで大量失点と自滅に近い形で敗れた。