第一試合
市尼崎(兵庫) 4−5 八戸学院光星(青森)(延長10回)
今大会初の延長戦は、八戸学院光星が粘る市尼崎を10回に振り切った。
光星は前半は市尼崎バッテリーの内角攻めに苦しんだが、四周り目となった6回からしっかり対応してくる辺り流石名門校。
市尼崎2年生6人がスタメンで来年が楽しみなチーム。
第二試合
山梨学院(山梨) 5−3 長崎商(長崎)
点数差以上に山梨学院の方が強かった印象の試合。
長崎商は粘り強い守りで強打の山梨学院打線に大量点を与えることは防いだが、如何せん打線が貧弱だった。あの投手陣を相手に5安打では。
第三試合
東北(宮城) 1−7 横浜(神奈川)
横浜が投打が噛み合って盤石の勝利。
エース藤平は7回途中までで13奪三振の貫録のピッチング。引き継いだ石川も余裕の無失点。これで二番手はズルい。今回の甲子園出場校でも9割の学校でエースだろう。
久々登場の東北は名門らしい得点を取る上手さを一瞬見せたが、あとは完全に力負け。
第四試合
近江(滋賀) 0−11 常総学院(茨城)
常総学院の完勝。
大技小技で得点を重ねていく攻撃、ピンチでの守備の勝負強さ、余裕の継投と文句のつけようがない試合運び。
近江は意表を突いたのかエースの負担を減らそうと思ったのか、先発した深田が誤算。早々に点を取られてエースを引きずり出され、悪い流れのまま試合することになってしまった。