いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第98回 全国高校野球選手権大会 第八日

第一試合
山梨学院(山梨) 2−7 いなべ総合(三重)


終盤までもつれる接戦はいなべ総合が8回に相手を突き放し勝利。バッテリーを中心に耐えに耐えた守りが光った。
山梨学院は押し気味に試合を進めたものの残塁が13。あれだけチャンスを逃し続ければ相手に流れが行くのは当然。




第二試合
常総学院(茨城) 8−3 中京(岐阜)


得点を取れる時に確実に取っていった常総と、取れなかった中京で大きな差が付いた試合。
序盤の攻防では中京が大勝するのではと思わせる勢いがあったが、初回の2点しか取れなかったことで常総が息を吹き返し試合巧者ぶりを発揮した。




第三試合
東邦(愛知) 10−9 八戸学院光星(青森)



東邦が9回裏4点差をひっくり返す大逆転サヨナラ勝利。後世に語り継がれるかもしれないくらい劇的な試合だった。とりあえずNHKが時間余った時のVTRで使うのは確実w
7回表終了時点では7点差あった差をじわじわと縮め、9回裏は観衆を味方に付けてその勢いに押されて逆転までいってしまった。
光星は序盤に足を絡めて東邦藤島を攻略し思い通りの試合運びをしていたが、最後は勢いに飲まれた。
大逆転勝利に感動した反面、勝っているチームには時として大観衆が最大の敵になる甲子園は恐ろしいところだと思い知らされた試合だった。




第四試合
横浜(神奈川) 1−5 履正社(大阪)


全国の野球ファン注目の一戦は文字通り水を差された形に。
2回裏に2度の雷雨中断。これで投球のリズムを崩した横浜先発の石川がこの回5失点でノックアウト。これが決勝点となった。
履正社はエース寺島の投球も2回裏の隙を逃さない打撃も見事だった。でも結局この回以外に点が入らなかったことで、中断が無かったらどうなっていただろうと思わずにはいられない。
折角投手がフレッシュな2回戦で当たっただけに、好天で純粋な力と力のぶつかり合いが観たかった。残念。