いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第98回 全国高校野球選手権大会 第十四日

勝戦
作新学院(栃木) 7−1 北海(南北海道


戦前の予想通り投・打・守、それに走で上回った作新学院が快勝。54年ぶりの優勝を決めた。
エース今井は序盤コントロールに苦しみながらも仲間の再三の好守に助けられ1失点完投。
個人で印象に残った選手は途中出場の鈴木。逆転した直後の守備のファインプレーで反撃のムードを摘み、攻撃ではその俊足で6点目7点目の追加点を生んで試合を決定づけた。大会通じてのMVPはエース今井だろうが、今日の試合に関しては彼がMVP。
北海は3回まで再三のランナーを好守で耐え先制点も取る良い流れだったのだが、4回表に押し切られた。
ただ、その流れを作ったのが主審のミスジャッジだったのが本当に残念。あの回は普通にやっていても大量点が入った可能性は高いが、誤審による同点となる1点でそれまで北海にあったピンチでも何とかなりそうな雰囲気がガラッと変わってしまったのは事実。そこまで好守備連発で白熱していただけに、試合を壊した最悪のジャッジだと思っている。
一部水を差されて点数差は離れてしまったけど、両チーム何度も好守備が飛び出す好ゲームだった。そして作新は強かった。作新学院の皆さん、優勝おめでとうございます。