いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第99回全国高校野球選手権大会 第4日

第一試合
広陵(広島) 10−6 中京大中京(愛知)


この試合を観ていた人の第一声は恐らくみんな同じだろう。
「何で代えた?」
中京大中京は先発磯村の好投で試合を有利に進めていた。ところが6回1アウトを取ったところで突然の投手交代。ここで流れが一変した。その後は出てくる投手がことごとく打たれ、一方的な広陵のペースに。
打てていなかった投手を変えてくれたらラッキーと思って打線に勢いが付くのはプロでもよくある話。しかも、交代が回の頭ならまだわからなくもないが、回の途中というのがなお不可解。頭からと途中では代わった選手の気持ちの準備や試合への入りやすさが全然違うのに。
一方の広陵は代打で出した選手が3打点、投手交代も回の頭からで相手の反撃を最小限に。9回は点差があって保険もあってのお試し登板だから、まあ。
選手交代は結果論だが、監督の差が出た試合だと言わざるを得ない。




第二試合
横浜(神奈川) 4−6 秀岳館(熊本)


点数差は2点ながら投手力、攻撃力、守備力の全てにおいて秀岳館が一枚上手だった印象。
また横浜は序盤エンドランなどの策がどれも裏目に出てしまったのと、1,2年生が多く若さが出たのか強豪校らしくないつまらないミスが出たのも痛かった。




第三試合
興南(沖縄) 6−9 智弁和歌山(和歌山)


智弁和歌山が6点差を逆転して久々の夏勝利。




第四試合
大阪桐蔭(大阪) 8−1 米子松蔭鳥取


大阪桐蔭が盤石の試合運びで完勝。春夏連覇に向けて好発進。
米子松蔭は大変守備の良いチームでした。
大阪桐蔭打線の強い当たりに対しても臆せずエラー0。その守備のおかげで1イニングでの大量点は1度もなかった。0で抑えたイニングも2イニングしかないけど……。
ただ如何せん打線が非力すぎた。1点は桐蔭の気の抜けたダブルエラーでもらったものだし(あれはあのあと説教だろうなあ)