いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第99回全国高校野球選手権大会 第10日

第一試合
神戸国際大付(兵庫) 1−2 天理(奈良)(延長11回)


天理が延長で接戦を制した。
2回、お互いに相手のミスで1点を取り合った後は壮絶な守備の粘り合い。試合が膠着したまま延長へ。
どちらかと言えば押していたのは神戸国際大付だったが何度かチャンスを潰したことで流れが天理に行った。
戦犯探しをしても仕方がないけど、流石に4番があれだけチャンスで打てなければそりゃ負けるわ。




第二試合
三本松(香川) 5−2 二松学舎大付(東東京)


三本松エース佐藤が87球の省エネ完投勝利(9回ショートの守備がボロボロでなければ70球台で完封だった)
二松学舎大付は打線の積極性や強行策がことごとく裏目。11安打を打ちながらも4併殺。三本松打線が粘ってランナーを出していたのに比べると、二松学舎大付はただ何となくストライクゾーンに来た球を打っていただけという印象だった。




第三試合
明豊(大分) 9x−8 神村学園(鹿児島)(延長12回)


九州勢同士の対決は劇的で白熱した試合に。
まずは9回表、神村学園が2アウトから3点差を同点。その追い付いた勢いのまま押し気味に試合を進めて12
回表。2アウト満塁からまさかのセーフティバント。これが相手エラーを誘い3点勝ち越し。しかし、勝負ありかと思われた12回裏2アウトランナー無しから、明豊打線の粘りと好投してきた神村学園リリーフの乱調でまさかまさかの4得点で逆転サヨナラ。
後半の得点は全て2アウトから。あと一つのアウトを取る難しさを思い知らされる試合になった。




第四試合
東海大菅生西東京) 9−1 青森山田(青森)


序盤にリードを広げた東海大菅生が完勝。
打っては19安打、投げては背番号11の戸田が1失点完投。打線好調、投手温存で盤石の状態でベスト8へ。
青森山田は先発した三浦とリリーフしたエース三上が大誤算。4回までに14安打(半分が長打)8失点で試合が決まってしまった。タラレバを言っても仕方がないが、初戦完投の斉藤が初めから投げていれば全く違った結果になっていた可能性は高い。