いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第99回全国高校野球選手権大会 第11日

第一試合
済美(愛媛) 7−12 盛岡大付(岩手)(延長10回)


予想通りの乱打戦は盛岡大付が打ち勝った。
高校野球でまさかの花火大会。5回表に盛岡大付が満塁ホームランで逆転すれば、その裏に済美が満塁ホームランで同点。7回裏に済美がホームランで勝ち越せば、盛岡大付は9回表にホームランで同点。決着も延長10回盛岡大付3番植田の二打席連続ホームランだった。
済美は6安打で7得点と効率よく得点して相手の強力打線に食らいついていたが、最後10回に守備の綻びが出てそこから一気に畳み掛けられてしまった。




第二試合
前橋育英(群馬) 4−10 花咲徳栄(埼玉)


花咲徳栄が初回2〜4番の三連続長打で相手の出鼻を挫きそのままの勢いで押し切った。
第一試合と同じく打撃戦だったが、その中での守備の質が段違い。どちらのチームも内野手がポロポロポロポロ……。捕球ミスには打球の速さもあるけれど、それとは関係ない送球エラーも多いから擁護できない。3回戦まできてこんな試合は見たくなかった。




第三試合
聖光学院(福島) 4−6 広陵(広島)



広陵はエース平元の突然の乱調で5回途中降板と苦しい戦いを強いられたが、3番中村の3安打4打点の活躍で接戦を制した。
聖光学院は前半のピンチを好守備で切り抜けて流れを掴み一時逆転もしたものの、後半は中村一人にやられる形に。
中村君は志望届を出せばドラ1濃厚だね。スター性のある打てる捕手はどのチームでも欲しいだろう。




第四試合
大阪桐蔭(大阪) 1−2 仙台育英(宮城)


ショートゴロでゲームセット、大阪桐蔭勝利のはずだった。
その前にランナーに足を思いっきり蹴られていたファーストが、大事を取ってベースから足を外して後から踏もうとして踏み外すというまず有りあえないプレーをしなければ。
仙台育英背番号2渡部。こいつはクズ中のクズ。
VTRを見れば故意なのは明らか。どう見ても避けられた、わざとファーストの足を蹴ったプレー。9回のプレーとの因果関係は証明できないだろうが、あのプレーは絶対に許されない。サッカーならば一発レッドで即退場の行為。高野連は何らかの制裁をして然るべき。高校球児がそんなにクリーンな存在だとは全然思っていないが、人の足を故意に蹴って怪我させるのは流石に有り得ない。そもそも普通に暴力行為だ。
大阪桐蔭を応援していたわけでもなく仙台育英が嫌いな訳でもなかったが、今回で本気で仙台育英を嫌いになった。早く負けろ。本当に本当に本当に胸糞悪い。甲子園を観てこんな不愉快に気分になったのは2007年決勝以来。