いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第99回全国高校野球選手権大会 第13日

第一試合
天理(奈良)  9−12 広陵(広島)


三番捕手中村の大会HR記録、打点記録を塗り替える活躍で広陵が勝利。
取ったら取り返すを繰り返す壮絶な打撃戦。ヒットは共に19安打、最後の最後までどちらに転ぶか分からない白熱した試合だった。観ているだけで選手たちの緊張感が伝わってくるようだった。
9回裏、あの雰囲気の中のノーアウト満塁のピンチで丁寧に丁寧に低めにスライダーを投げ続けた広陵山本投手の胆力には尊敬の念すら湧く。




第二試合
花咲徳栄(埼玉) 9−6 東海大菅生西東京(延長11回)


言葉は悪いが花咲徳栄の自作自演の印象が強い試合。長打力もここぞでの集中力もあって打力には文句のつけようがないのだけど、守備がね。
東海大菅生の1回の2点がワイルドピッチとエラー。3回の1点はエラーのランナー。4回のランナーも実質エラー。9回も記録はヒットながら実質はショートのエラー2つ。花咲徳栄の内野守備がまともなら東海大菅生の得点は半分以下だっただろう。ショート岩瀬くんはいい守備もあるのだけど、バウンドを合わせるのが内野手としては致命的に下手だね。
東海大菅生は相手のミスを生かして接戦に持ち込んだものの投打に力負け。特に徳栄の“抑え”のエース清水からはまともなヒットは打てずに終わった。




決勝は広陵花咲徳栄
打力はどちらも強力でほぼ互角。投手力花咲徳栄。守備力は圧倒的に広陵。というか花咲はここまで上がってきたのが不思議なくらい守備に安定感がないので、それがどれだけ得点に影響するかが勝負のカギになりそう。