いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第100回全国高校野球選手権記念大会 第4日

第1試合
日南学園(宮崎) 2−0 丸亀城西(香川)


日南学園辰己が99球、奪三振1で完封。
130km/hそこそこのストレートと変化球を低めに丁寧に集めて凡打の山を築いた。140km/h超のストレートを投げるよりもコントロールのほうが大切だと再認識させてくれる、お手本のような投球だった。
前橋育英恩田に続きゴロピーが完封。高校野球にゴロピーの波が来る!?……ないな、そこまで内野守備を鍛え上げるのは並大抵じゃないもの。




第2試合
金足農(秋田) 5−1 鹿児島実(鹿児島)


金足農が投打に上回って快勝。
注目の右腕金足農吉田は、ギアを入れた時のピッチングは素晴らしかったが、力を抜くところで抜きすぎではないかと。ギアが100%と50%しかない感じ。球数と余力を無駄に使っている印象が強かった。
と、鹿実にとっては付け入る隙があったのだが、その前に点数を離されてしまった。3回も8回もスクイズされた後、さらに失点を重ねるパターン。気落ちしてしまうのか大事なところで守り切れなかった。




第3試合
大垣日大(岐阜) 9−3 東海大星翔(熊本)


大垣日大が7番堀本の満塁ホームランに5番小野寺の2本と一発攻勢で東海大星翔に逆転勝ち。
東海大星翔は相手先発の不安定な立ち上がりを攻め、ノーヒットで追加点を奪った3回までは良い流れかと思ったのだが、終わってみれば完全な力負け。
……東海大勢としては日大勢には勝ってもらいたかったんだけど(^^;




第4試合
花咲徳栄(北埼玉) 8−5 鳴門(徳島)

昨夏王者が序盤に4点取られる苦しい展開を終盤一気にひっくり返した。流石の勝負強さ。
鳴門としては7回裏のチャンスをものに出来なかったのが痛かった。あれで相手に流れが行ってしまった。