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「魔法科高校の劣等生 (26) インベージョン編」佐島勤(電撃文庫)

魔法科高校の劣等生(26) インベージョン編 (電撃文庫)
魔法科高校の劣等生(26) インベージョン編 (電撃文庫)

リーナが達也の許にたどり着く七十一時間前。ニューメキシコ州スターズ本部基地で起きた叛乱により、同隊ナンバーツーのカノープスは窮地に追い込まれる。
一方、リーナは達也と深雪の手引きにより、四葉家が実質的に支配する三宅島の東約五十キロの海上に浮かぶ『巳焼島』へと潜伏先を移す。
そして、再度、水波を連れ出すために病院襲撃を開始する光宣。それに対峙する七草三姉妹は彼を阻止できるのか!?
侵攻する脅威――、 侵入する悪意――。
全世界の魔法師たちがぶつかり合おうとする時、達也の力が試される!!

リーナさん、思わぬ厚遇で退屈するの巻。
この表紙だから彼女の活躍が読めると思ったのに、見せ場がノーブラだけって(^^;
残念ながら活躍の場がなかった金髪美少女は不本意ながら置いといて、今回の本題は、
光宣は仲間と戦力集め。達也は対パラサイトの準備に勤しんだ26巻。
事態は進んでいるが、これといった見所はない。パラサイト自体が二番煎じだからね、仕方ないね。この小康状態というか小競り合いの連続みたいな展開はいつまで続くのだろうか。
しかし、光宣のラスボス扱いはマジだったのか……。
今回だけでも、十文字に歯が立たず、達也はご丁寧にパラサイトの無力化の実演までしていって、瞬殺される未来しか見えないのだが(^^; 
光宣の強さを誇示したいのなら、光宣vs烈を手厚くやるべきだったと思うんだ。というか、普通にやればあのバトルが今回のハイライトだったはずなのに。何故飛ばした? 作者の考えてることがよく分からん。
それより、達也が作ろうとしていた戦略級魔法を誰に使わせようとしているかの方が気になる。やっぱり最近出番のない我らがプリンスか?
ここまで来たらもちろん最後まで付き合うつもりだが、ここ数巻でテンションが下がっているのは否めない。



七草三姉妹の裏表紙、デフォルメ化というよりデブキャラ化では。でもデブ真由美さんかわいい(本人に殴られそうw