いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「ロクでなし魔術講師と追想日誌4」羊太郎(富士見ファンタジア文庫)

ホームレス学院生・リイエルの波乱万丈な日常とは!?――『とある少女の素行調査』。グレンに金髪美少女な隠し子発覚!?――『嵐の幼天使』。医務室の女神、学院きっての法医術のエキスパートが登場!――『病弱女神セシリアさん』。今日もまた、ロクでなしが洞窟探索の授業を利用して丸儲け!?――『狂王の試練』。新キャラクターも加わり、人気キャラクターたちの驚愕なエピソードが明らかに!? そして――「大丈夫だよ。僕は絶対に、アルベルト=フレイザーみたいにはならない」 遠い未来。伝説となって残る復讐に生きた男・アルベルト=フレイザー。その想いを継いだ少年の、時代を超えた物語――。

短編集第4弾


表紙が尊い(恍惚)
口絵も素晴らしい。
……!?
表紙はともかく、口絵は内容と関係ないのか!
ケモミミ話を楽しみにしてたのに。ひどい!ヒトでなし!

という冗談はさておき、いつものコメディ短編集+過去編一編。
本編がシリアスに寄っている反動なのか、ハイテンション過剰気味。



とある少女の素行調査
内容:リィエルに悪い噂が?
リィエルマジ天使。次の話の偽物とは比べ物にならない。
今回は元学院生だったからよかったものの、リィエルは悪い人に簡単に騙されそう。……と思ったら、3つ先の話でシスティが全く同じことを言っていて笑った。



嵐の幼天使
内容:セリカが薬の調合ミスで幼女に!?
ハ先輩SUGEEEEE!! あの人ホントに天才だったんだ。
幼天使に関しては「……これは酷い」と呟いたシスティに100%同意。名前も酷けりゃ中身も酷い。
でも、この話のおかげであの表紙が生まれたんだよなあ。



病弱天使セシリアさん
内容:病弱法医師セシリアを心配した母の授業参観
セシリアさんって、初見のインパクトは凄いけど、相手が誰でも「驚きのち心配」のアクションしか引き出せないから、あんまりコメディ向きじゃないな。と思ったり。



狂王の試練
内容:授業で学院の探索実習用の洞窟へ。
システィ探検好きすぎるだろ。冒険大好きワンパク小僧みたいw
幼天使の話といい、セリカさんがただのかまってちゃん女になってしまっていて涙を禁じ得ない。
ルミアのクソ度胸にグレンとシスティが同じテンションで驚く図が新鮮でよかった。



偽りの英雄
内容:短編集恒例の過去編。今回はアルベルト。
アルベルトの壮絶で報われない過去に言葉を失う。
……ような話だったのだが、前半で匂わせすぎて話が読めてしまったのと、過去編は毎度不幸なので慣れてきてしまった感がある。不幸に対して心の準備が出来るのは、良いことと言えばそうなのだけど。
それより散りばめられていた本編への伏線の方が気になる。大導師の正体ってまさかあの人!?