いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「わたしの知らない、先輩の100コのこと2」兎谷あおい(MF文庫J)

“最寄り駅が同じ”以外接点がなかった先輩と後輩がある日、朝の通学時に約束を交わしました。その内容とは『1日1問だけ、どんな質問にも絶対正直に答える』というもの。
そうして先輩と後輩は毎日質問をし続け、お互いのことを少しずつ知っていき……もう最近では『今日の一問』と言いつつ、お互いのプライベートをどんどん知っちゃう関係に。そうして1ヶ月が経ち――冬目前。2人の距離は普通の先輩と後輩よりも、ちょっとだけ近い距離になりました。さて今回は、どこまで2人は距離を縮めるのか。どうぞお楽しみください。


朝の電車内で質問し合う先輩後輩の交流を描いたラブコメ第2弾。

先輩、ベタ惚れになってるじゃないですか!
1巻では受け身なことが多かった先輩が状況を楽しみ、反撃に出る余裕が出てきたことで、イチャイチャ度が跳ね上がっている。1巻ですでにバカップル的なことをやっているとは思っていたが、2巻はもう完全体のバカップル。しかも、1巻にあったような双方の友達とのエピソードもなく、混じりっ気なしの二人の世界。きー羨ましー。
また、今回は電車内以外のエピソードが多かったのところにも進展を感じる。お宅訪問が最早当たり前になっていることに戦慄を覚えるんだがw 自宅に訪問して朝食作りってもう高校生カップルがすることじゃないよね? ポッキーゲームのガチっぷりは読んでいるこっちの方が恥ずかしくなるわ!
……というかさ、お家デート含むと毎週末デートしてるのに、これでまだ付き合ってないってどういうことなの?(錯乱)
そんなわけで、2巻は1巻以上のイチャラブを堪能させて頂きました。御馳走さま。
先輩の方がもうある程度の覚悟を決めているみたいなので、100日目が今から楽しみ。1巻の進み具合から全4巻かと思ったら、2巻で大分進んだので全3巻になりそうかな。