いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「異世界のんびり農家07」内藤騎之介(KADOKAWA/enterbrain)

「安心して我に任せよ」
新しく作られた“五ノ村”では、責任者に任命された母狐・ヨウコが獅子奮迅の大活躍。
“五ノ村”の環境を迅速に整えつつ、予想外に大勢集まった移住希望者をなんとか捌いていく。
そんな中、やってきたのは無礼なエルフの一団。彼らの要望が“五ノ村”を事件に巻き込むことに……!


“五ノ村”本格始動の第7巻。
あらすじでも次回予告でも、エルフがやらかしたことが取り上げられているのだが、、、彼ら何かしたっけ?
死の森レベルだと些事にもならなそうなトラブルだったし、ヨウコが上手くあしらっていたから、さほど印象が。
それにしてもヨウコの統治能力の高さよ。唐突な新メンバーはいつものことだけど、ヨウコに関しては、大きな街を収める能力のある人材が欲しいけど村から出すのは……ってことだったのかな。
“五ノ村”関連で印象に残ったのは、ファイブ君の容姿。名前と紹介からヒーロー寄りのビジュアルを予想していたら、地味系ゆるキャラだった。これで人気でるの? まあ、そういう文化はないだろうから物珍しさもあるか。
一方“大樹の村”の方は村長が“五ノ村”での(主に精神的な)疲労を癒している話が多い所為か、子供か動物たちと戯れている時間が多くていつも以上にのんびり。読む方としても、刺激的な“五ノ村”よりも求めているのはこっち。
大きなイベントはラスティの出産くらい? でもラナは子供たちの中でも飛び切り影薄いんだよなあ(^^; ヒイチロウはそこそこなのに。あれはライメイレンばーばが強すぎるだけの気もするがw
次は妖精女王&学園生活。またキャラクターがどんと増えるね。