いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「異世界転移、地雷付き。2」いつきみずほ(ドラゴンノベルス)

異世界に送られたナオ、トーヤ、ハルカの幼馴染3人衆は、探索中に離ればなれとなったクラスメイトたちに遭遇する。友たちとの久々の再会。嬉しさもつかの間、いろいろ問題がありそうで……。魔導書探しに武器選び、猪狩りに物件見学。果ては、経営難に悩む美人エルフの喫茶店経営の立て直しも、いつの間にか請け負うことになり? ほのぼの開拓スローライフ、ますます順調? 待望の第2弾!


転移から2ヵ月ほど、未だ猪とゴブリンしか倒したことがない堅実異世界冒険譚第2巻。

トミーが可愛すぎるだろ!
ショタが無理矢理付け髭付けさせられてるみたいだ。もっとむさいおっさん容姿のはずでは?
仲間二人の合流がメインイベントで、現地産合法ロリエルフのアエラさんも出て来る巻なのに、あまりの衝撃に変なところから反応してしまった。
それはともかく、ナツキとユキが合流して仲良し五人パーティーが完成。
この五人の気安い雰囲気や弄ってもやり過ぎない加減とか、気心の知れた会話が本当に楽しくて好きなんだ。五人いても、生活でも戦闘でも会話でも役割分担がしっかりしていて、それぞれにキャラが立っているのも良いところ。
ヒロインが増えても一番はやっぱりハルカ様だけど、ナツキも結構好みのタイプのヒロイン。柔らかな物腰と毒舌のギャップが素敵。ユキは、、、可愛いんじゃないかな、弄られマスコットとして。
この巻で面白かったのは書き下ろしサイドストーリーのディオラさん(副支部長兼ギルド受付嬢)
高級とはいえドライフルーツの為にここまでするのか。やり手だとは思ってたけど、想像以上に怖いお姉さんだった。結婚できないのは、こういう面が見え隠れしてるからじゃないですかね?