いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第104回全国高校野球選手権大会 第3日

第一試合
海星(長崎) 11-0 日本文理(新潟)

こんなに点数差がつくほどの実力差は感じなかったが、試合の流れとは恐ろしい。
あえて理由を挙げるなら、日本文理のエース田中が2回から指先を気にしていた事と、守備の際、球際に強かったのは間違いなく海星だった。あと半歩あとボール一個の差が最終的に大きな差になった。



第二試合
天理(奈良) 2-1 山梨学院(山梨)

打力で勝ち上がってきた両チームの対戦は予想外の投手戦に。
序盤中盤の大量得点で最後まで集中力の続かない試合が多い中、最後まで息詰まる守り合いで緊張感を保ち続けた試合だった。
両チームノーエラー。ナイスゲーム!



第三試合
敦賀気比(福井) 13-3 高岡商(富山)

両チーム合わせて30安打の打撃戦だったが、ほぼ互角だった安打数の割には点数差は大差に。
最大の原因は守備力だろう。高岡商は13失点だがエラーが5つで投手の自責点は5点。8点は防げる失点だった。後は走力か。攻撃に足を絡めたり相手のミスにつけ込んだりと卒ない走塁をしていた敦賀気比に対し、高岡商の攻撃はただ打つだけだった印象。
高岡商はバットの振りは本当に鋭くて素晴らしかった。但し、野球は総合力。他の練習もしてこよう。



第四試合
興南(沖縄) 5-6x 市船橋(千葉)

市船橋が5点のビハインドをひっくり返して9回サヨナラ。
今大会は序盤に点数差がつくと集中力が切れてしまうのか諦めてしまうのか、そのまま点差が開く一方な試合ばかりなので、3回0-5からじわじわ追いつき、ついにはひっくり返した市船橋の諦めない姿勢に感銘を受けた。高校野球はこうでないと。