いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第95回記念選抜高等学校野球大会 第4日

第1試合
能代松陽(秋田) 3-0 石橋(栃木)

能代松陽エース森岡、12奪三振2安打完封。
打線は拙攻でなかなか援護点を取ってくれなかったが、1点あれば十分な堂々のピッチング。
石橋は8回にエラーが出てしまったところまでは良く守ったが、如何せん打力不足。追い込まれたら臭い球は振ろう。見逃し三振はつまらない。



第2試合
龍谷大平安(京都) 4-3 長崎日大(長崎)

龍谷大平安がシーソーゲームを制して初戦突破。
7回勝ち越された直後の2アウトから連続代打成功での同点(その後逆転)は熱かった。流石はベテラン監督。勝負どころを知っている。
長崎日大はあと一歩及ばず2年連続初戦敗退。7回のダブルスチールでの勝ち越し点奪取は見事だった。ただ、ワイルドピッチで2失点がもったいない。
長崎日大先発の廣田君は顔は細いし目の下に隈はあるしで、見ていて病気かと心配になってしまった。緊張で寝れなかったんだろな。



第3試合
仙台育英(宮城) 2x-1 慶応(神奈川)(延長10回)

今大会初の延長戦は夏王者仙台育英がサヨナラ勝ち。
押していたのは慶応だったが、仙台育英が少ないチャンスをものにして先制。9回追い付かれての延長タイブレークでは、一度はレフトのファインプレーに阻まれながら、一番山田のヒットでサヨナラ。流れが悪くても会場の雰囲気が相手寄りになっても勝ち切った姿に、王者の底力を見た。
慶応は先発の背番号10小宅が鋭く落ちるスライダーで仙台育英打線を翻弄。なかなか点を取れなかった打線も9回に追いつき押せ押せだったのだが。言っちゃ悪いが5打席全部ランナーありで回ってきて、一度も打てなかった四番の責任だ。