いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第95回記念選抜高等学校野球大会 第9日

第1試合
大阪桐蔭(大阪) 1-0 能代松陽(秋田)

能代松陽エース森岡、王者大阪桐蔭打線相手に2安打1失点完投! が、負け投手。
ジャイアントキリング惜しかった。6回以降毎回ランナーを出し攻めていたのは能代松陽の方だったのだが、一本の長打に泣いた。
監督の経験値の差が大きく出る試合展開になってしまったなあ。こればかりは仕方がない。
行き詰る投手戦で、今大会一緊張感のある試合だった。
大阪桐蔭は今年は打てない……と思わせておいて次の試合で相手チームが気の毒になる試合するんでしょ? 知ってる。



第2試合
東海大菅生(東京) 1-0 沖縄尚学(沖縄)

良く言えば守りの粘り合い、悪く言えば決定力不足戦。
第一試合とは違い毎回のようにランナーが出る、とても1-0で終わるような試合内容ではなかったのだが、試合が膠着すると得てしてこうなるという典型的な試合。
沖縄尚学は5回のノーアウト満塁無得点と6回のサードランナーのボーンヘッドで勝機を自ら手放した感が強い。
東海大菅生は勝つには勝ったが、褒められるのは先発日當くらい。特に守備、強風だったわけでもないのに落球がこんなに多い試合は初めて見た。いくら出場前に監督関係でゴタゴタがあったにしても集中力が欠け過ぎじゃない?
同じスコアなのに緊張感も試合のレベルも第1試合との落差が酷い。



第3試合
東邦(愛知) 4-5 報徳学園(兵庫)(延長10回)

一方的に報徳学園が攻めていたのに何故か延長までいった不思議な試合。
「回を跨いで6連打」という耳慣れない単語にビックリ。しかもその間たった1得点という。
東邦はよく守った。特に本塁捕殺3の外野の守備は素晴らしかった。ただ、投手力と打撃力が報徳学園の方が一枚上手だった。
報徳学園はベスト8の中で恐らく打線は一番活発だが、ここまで点を取るのが下手だと次は厳しいか。元々打線は水物だし。



第4試合
龍谷大平安(京都) 1-6 仙台育英(宮城)

昨夏王者、盤石の試合運び。
仙台育英が初回に先制するとその後も流れを渡すことなく、小刻みに得点して快勝した。付け入る隙がほとんどなかった
龍谷大平安は9回に1点返したが、調整登板の2年生を打っただけで内容は完敗。かなりの力の差を感じた。