いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第106回全国高校野球選手権大会 第8日

第一試合
健大高崎(群馬) 1-2 智弁学園(奈良)

健大高崎春夏連覇の夢破れる。
両チーム共に三者凡退は1回ずつ。ほぼ全ての回でランナーが出ながらも点が入らない守備の粘りあい、もしくは決定力不足戦。
智弁学園は10安打に5四球をもらいながら2点のみ。たぶん選手たちは帰ったらバント練習だと思う。
健大高崎はこの試合もタイムリー欠乏症。主力の佐藤を欠く投手陣は頑張ったが、打線が最後まで足を引っ張った。春の王者の看板のプレッシャーなのだろうか。



第二試合
大阪桐蔭(大阪) 0-3 小松大谷(石川)

小松大谷エース西川、大阪桐蔭相手に92球で完封!
西川はオーソドックスな右投手でコントロールは良いが、ストレートが速いわけでも変化球のキレが特別いいわけでもなく、TVで見る限りではどこが良いのか分からない投手。バッターボックスで打者がファームとボールの感覚が合わないタイプのピッチャーなのだろう。引っ掛けたゴロと力んだ凡フライが多かったところを見ると、見た目よりさらに球が来ないのか?
それにしても大阪桐蔭はびっくりするほど弱かった。
タイミングの合わない投手に対して何の対策もなく最後まで凡フライと内野ゴロの山を築き、失点は全てミス絡み。しかも純粋なエラーではなく、高いバウンドのゴロで間に合わないのに一塁に投げて悪送球や、ファーストの判断ミスなど、防げたミスでの失点。投手のストレートのスピード以外、王者の面影は欠片もなかった。



第三試合
京都国際(京都) 4-0 新潟産大付(新潟)

京都国際が左腕西村の完封被安打3の好投で快勝。
新潟産大付は折角8回1アウトまでいいプレーを続けていたのに、投手の気を抜いたエラーから崩れて無駄に失点してしまったのがもったいない。9回1点差なら相手にプレッシャーをかけられたのに。ただ、打線は完全に力負け。
京都国際は1回戦2回戦と別の投手が役割を果たし、打線も得点はなかなか入らなかったが11安打と好調。万全の形で3回戦へ。



第四試合
西日本短大付(福岡) 13-0 菰野(三重)

3回表、菰野の守備が突然の乱れた。
外野手がボールを見失ったのを皮切りに、投ゴロでとんでもないところに送球したり、何でもない送球をファーストがファンブルしたりと信じられないようなミスが続き、この回ヒット4本なのに8失点。ここで試合は決まってしまった。2年生主体のチームの若さが出てしまったか。伝令は1イニングに2回使っても問題なかったはずだけど、あれだけ浮足立ってたのに監督はなんで使わなかったんだろう。
西日本短大付はその後も得点を重ねて、今大会最多得点の13得点。当たりがなかった四番にもヒットが出た。守りでは余裕の完封リレー。京都に続きこちらも万全の形で3回戦へ。