『ギルドの横暴を許すなぁぁぁぁぁぁ!!』
学生闘争勃発――!
最硬金属【オリハルコン】徴収を受け、不満を爆発させた『学区』生徒達。
オラリオとの全ての交流が断ち切られ、都市中が騒然となる中、お祭り好きの神々がこの機会を見逃す筈もなく!
『オラリオVS学区の代表試合!
都市競技祭典の始まりだぁアアアア!!』
最大の代表戦に振り回され、どちらの陣営につくべきか懊悩するベルだったが、
「いつか約束した『冒険』をするとしよう。俺に協力してくれ、ベル」
一人の『騎士』に今、英雄を問われる。
これは、少年が歩み、女神が記す、――【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】――
ギルドの無茶な要求に学区側がブチギレ。オラリオvs学区の代表戦が勃発する学区編後編の20巻。
久々にアイズとの修行をしたり、レオン先生とオラリオの外へ『冒険』に行ったりで、ベル自身は冒険者vs学区で盛り上がるオラリオの街からは一歩引いたポディションで、自分の成長と足りないところを再確認するベルくん修行回。ベルが主役の本編シリーズの中では短編集的な回を除けば、最も平和な回だったかもしれない。
格上相手に無茶をしてボロボロになるのはいつも通りだが、相手はアイズとレオン。やっていることは過激で過酷でもあくまで稽古。負けても何も失わず命も取られない戦いなんて、本シリーズではかなり温い方だろう。
なので、いつものような緊張感やギリギリ感はなかった。但し、オラリオの外、人が生きる世界の現状をベル(と読者)に見せ、ベルがLv.7の『英雄』の一人から技と想いを託される物語の核が語られる大事な話。本当にシリーズが最終章に向かっているんだと実感するエピソードだった。
そんなシリーズとしては重要事項は後半に集中しているけれど、アイズファンとしては久しぶりにアイズとの逢瀬、しかもアイズがちゃんとヒロインしてる前半の修行シーンが今回のハイライト。膝枕イベントと数々の無自覚殺し文句が最高でした。やっぱりアイズがNo.1!
あと目立っていたのは冒頭のインターンから『冒険』の付き添いと 前回に続き今回も一番ベルと一緒にいたニイナ。この子はヒロイン力高いな……姉のエイナと違って。
学区編はこれにて終了。学区編は最終章に向けて一息つく小休止エピソードだったなー……なんて思っていたら衝撃のラストが待っていた。これは次のソード・オラトリアで語られるのか!? 発売の来月が恐ろしくも待ち遠しい。
