いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「異世界転移、地雷付き。12」いつきみずほ(ドラゴンノベルス)

異世界転移、地雷付き。12 (ドラゴンノベルス)

ロッククライミングの訓練を経て、「避暑のダンジョン」二一層のそびえる危険な崖に挑むナオたち一行に、危機がーー!? 突然崖の足下が崩落し、ナツキが空中へ放り出されてしまったのだ。ナオは落下するナツキを助けるため、岩棚からダイブして霧の中へ吸い込まれてしまう。でも、いくら待てども、ナオたちが転移して戻ってくる様子はなく……。二人は無事なのか!? “翡翠の羽“三人娘の書き下ろしエピソードも収録の、シリーズ第12弾!

この巻のあらすじ、背表紙もネットも大体同じ↑こんな内容だけど本当にこれでいいのか?



ナオたち明鏡止水とヨシノたち翡翠の羽、ついに邂逅する12巻。
出会ったー!!!
表紙でまさかとは思ったけど本当に出会うとは。ニアミスを続けて会わないまま、ヨシノたちがラファンを離れていくものだとばかり。片方が会いに来たのだから「邂逅」【思いがけなく会うこと。めぐりあい】の使い方としては間違っている気もするけれど、会えると思っていないなかったから邂逅がしっくりくる。持て余していた屋敷の現状とweb版での今後の展開を考えると「管理人ゲットだぜ!」感が強いのはご愛敬ということで。約束通りに共闘する機会があるのか、今後が楽しみ。
出会いの後は予定通りダンジョンへ。侵攻度が違うのでダンジョン探索はそれぞれ。ナオたちは崖下り。
ここはダンジョンでは初、シリーズとしても珍しい高難易度ミッションで、過去一の緊張感。慣れてきた時が一番危ういを地で行くトラップ発動で……ってここで終わるの!? あらすじがただのネタバレじゃねーか!(苦笑) 区切りの悪いところで次回へ続くも珍しい。次巻が出るのがほぼ確約なのは嬉しいけれど、消化不良の感は拭えない。
さて、本編をぶった切って始まったサイドストーリーはラッキー少年サイのターン。
ラッキーボーイのラッキーボーイたる所以を次々と発揮していくサイが、羨ましいような苦笑いを浮かべたくなるような、なんとも言えない気分。ヒロインのエステルさん、一気にデレ過ぎじゃない?
何もかもが上手く行き過ぎていて後が怖い。本編がシリアスだからバランスをとったのか? 某貴族の横槍か襲撃は確実だろうなあ。
次回、ナツキのターンから。ユキさんェ…。あれだ、ユキはちょっと痛々しく感じるくらいアピールが必死すぎた所為で、チャンスがナツキの方に行ってしまった気がする。