第四の加速世界《ドレッド・ドライブ2047》による侵略――《世界間戦争》が、ついに始まった。
緒戦、ドライブリンカーの尖兵ユーロキオンを辛くも退けたシルバー・クロウに、《ブレイン・バースト2039》の勝利条件が明かされる。それはメタトロンたち七体の《最上位ビーイング》を、侵略者から守り抜くこと――。
それと時を同じくして、一人の少女と一体のビーイングが運命の邂逅を果たす。
「ようこそ、リサ。あたしのお城へ」
夜の女神ニュクスの居城、代々木公園地下大迷宮を舞台に、新たな戦いが幕を開ける!
約一年半ぶりの新刊。
今回の感想「メタトロンさんはやっぱりちょろかわいい」以上です。
第四の加速世界《ドレッド・ドライブ2047》のプレイヤー10名が乱入してきて、《ブレイン・バースト2039》への宣戦布告がなされた前回。世界の存続をかけたゲーム間戦争が始ま……りませんでした。
あらすじを見た限り、始まりそうにないとは思っていたのでそこには驚きはなかったが、それ以前に《ドレッド・ドライブ2047》のプレイヤーなんて1人も出てこないのも、準備もしないで別のことしている展開にも唖然。約六割のところで急に(続く)になったことにも唖然。
アニメのOVAの内容を原作に組み込みこんだ結果らしい。OVAの内容を後半四割に、その準備というか辻褄合わせの為の前六割だったようで。ゲーム間戦争で守るべき七体の《最上位ビーイング》の1体ニュクスを中心とした話なので本編に全然関係ない訳でもないが、クライマックス直前で全面戦争へ向けて盛り上がるはずの今やることなんだろうか。二人のお付き合い関係の話なんて丸々二冊分放っておかれてる。こんなに無理して組み込まなくても良かったように思うんだが。
読者は前回の流れとほとんど関係ない(ゼロではないが)物語を読まされ、しかもOVAまでしっかり追っているファンは一度視た内容で、作者はOVAの内容を原作の状況に合わせる為に大幅改稿で普通に書き下ろすよりも苦労し。。。誰が得したんだ?この巻。
