いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い4」有象利路(電撃文庫)

組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い4 (電撃文庫)

「今年も――すっごく楽しい一年になりそう!」
「そうだな。目のキラキラがすごいぞ、律花……」
元宿敵同士で、今はラブラブ夫婦の狼士と律花。年の瀬に、ついに身も心も一つとなった二人。以前にも増してイチャあま全開夫婦の冬はイベントが盛りだくさん! 芳乃と鹿山の関係が気になる初詣。パートナーのことを想うバレンタインデー。そしてついに我が家を飛び出して、奇妙奇天烈な狼士の同僚たちとの社員旅行にも参加! 二人を取り巻く友人や同僚との日常はちょっとずつ変化をしていくけど――そこにはいつも、変わらぬ夫婦の愛がある。
アフター異能力バトルを描く新米夫婦の愛の物語、身も心も温まる第4弾!


前回ついに身も心も一つになり、ラブ度が増した異能者夫婦のイチャイチャラブコメ
普通だ。すっごく普通のラブコメだった。
内容は初詣、近所のコンビニがフードデリバリー始めましたな話、バレンタインの三つの短編の後に、今回の本題である会社の慰安旅行編。敵対組織は裏では少し動いていたようだけど、表立っての動きはなし。要するに異能アクションなしで、とっても平和。前の巻がちんちん連呼スタートから感動ものに着地するというアンタッチャブルな回だったこともあり、ラブコメとして健全過ぎて困惑しているまである。
個人的には本題の慰安旅行よりも、その前の日常ラブコメ短編の方が好み。登場人物が少なく夫婦のイチャラブが純粋に楽しめるからというのが主な理由。特に定番イベントの初詣とバレンタインは夫婦以外にもう一組のカップルが出てくるので、色々なイチャラブの形が楽しめる。
慰安旅行編はちょっと外野がうるさくて。義兄、主任、副社長とキャラは違えどウザ絡みタイプを三人出したのは失敗だったんじゃないかな。いい雰囲気のところで邪魔が入るのはラブコメの定番ではあるけれど、邪魔ばかりなのもストレスが溜まる。話のオチもワンパターン化してしまったし。
但し、ウザい人筆頭の義兄付いた秘書、新キャラの飯綱さんはめっちゃ良いキャラだった。バリキャリ風美人の容貌で、Sっ気は発揮しながらあの狐を完璧に操縦するする手腕。今後ともよろしくお願いします(何を
というわけで、今回は本当に普通のラブコメだった。もっとイチャイチャしてほしいところだけど、次は襲撃されるんだろうなあ。