いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「七つの魔剣が支配する XV」宇野朴人(電撃文庫)

七つの魔剣が支配するXV (電撃文庫)

校長不在のキンバリーで異端「律する天の下」の猛攻に対抗する学生たちと学内に残った教師陣。敵も味方も一人また一人と命を散らしていく絶死の戦場でオリバーたち剣花団はそれぞれの持ち場で奮闘を続けていた。「救済」を目指す異端たちの執念を、彼らは命の限りの抵抗でもって食い止める。
続々と奥の手を切る大司祭たち。校舎屋上にて人知を超えて続くセオドールと〈大賢者〉の頂上対決。それら数多の激闘を経て、ついに聖光教団がキンバリー陥落に王手をかける――。
剣術×魔法バトル学園ファンタジー第15弾! 五年生編クライマックスに刮目せよ!!


各地で異界と繋がる『門』が開く『大接近』に合わせて始まった異端・聖光教団によるキンバリー侵攻。生徒たちの、教師たちのキンバリーを死守する決死の防衛戦が描かれる15巻。
これぞ魔法使いたちの戦争。多人数視点で各所の戦況が伝えられるが、当然の如く壮絶なバトルのオンパレード。全てがギリギリ、しかもほぼほぼアウト寄り。
主要キャラでも容赦なく退場させる作者とあって、剣花団のメンバーが出てくる時には戦々恐々としながら、教師vs教師の頂上決戦の迫力に飲まれながら、時にこのキャラ誰だっけ?と思いながら、固唾を飲んで戦況を見守る。そんな一冊だった。
9割は戦闘シーンだが、久々にナナオの魔剣が登場したり(1巻以来か?)、大賢者の思い出話で魔剣の秘密が少しだけ明らかになったりと、世界の秘密が所々で語られていたりもする。そういえばこの物語「七つの魔剣が支配する」ってタイトルで、魔剣が物語の中心にあることを久しぶりに思い出したよ←
無事とは言い難いがなんとか六人全員生存でこの戦争を乗り切り、ガイは荒れそうだけど周りも思っていたよりは人的被害が少なかったと思っていた最終盤、、、そうか、お前が逝くのか……。
戦禍の五年生編終了となっているから、次からもう六年生? 五年生短かったな。濃かったけど。