いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?21」手島史詞(HJ文庫)

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 21 (HJ文庫 て 02-01-21)

マルコシアスとの死闘の果てに倒れ意識だけの存在となっていたザガンの前に現れたのは、ソロモン。アザゼルにまつわる秘密を握る彼の記憶に誘われ、ザガンは1000年前の真相に触れる。
一方、アスモデウスはついにマルコシアスと袂を分かち、対峙していた。《殺人卿》そして《星読卿》を従える彼を前にして、最強最悪の〈魔王〉は不敵に嗤う。
「なにもかもを奪われる覚悟は、できてますよね?」
決戦の火蓋が切られる、大人気ファンタジーブコメ第21巻!


ザガン、夢で千年前の出来事を鑑賞する。アスモデウスちゃん頑張る。新米魔王バルバロスくんポンコツ。主な話の内容はこんなところか。
主人公は観てるだけ、一番頑張っているのはシリーズ後半パっと出の特に思い入れのないキャラでは盛り上がるはずもなく。バルバロスのポンコツ具合にシャスティルみを感じて「お似合いですね」と生温かい目を向けられたのが唯一の癒し。それもバルバロスをどついているのが知らないキャラなんで、もにょもにょするのだが。ウェパルって誰? 人物紹介に入ってたけど、前からこんなキャラ居たか? キャラクターを増やしすぎ、かつ退場させなさすぎなのよ。英雄や魔王がゾンビみたいだ。飽和状態でもう誰が誰だか把握できない。
そもそも、世界を牛耳れるような強者たちが中高生か!と思うような初心でピュアな恋愛模様を繰り広げるギャップたっぷりなラブコメを、愛で力の伝道師・ゴメリ婆さんと一緒に楽しむのがこのシリーズの醍醐味でしょうが。なのにメインヒロインは出てこない、伝道師は出てこないの長所全消しの状態でどう楽しめばいいのか。
キャラ増えすぎ問題でストーリーをまともに追えなくなって久しいので、メインコンテンツ「ラブコメ」がないと読むのがしんどくなってきた。需要と供給のミスマッチにそろそろ限界が近い。
言いたいことはただ一つ ラ ブ コ メ し て(懇願)