いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ぷいぷい! (MF文庫J)

ぷいぷい!夏緑MF文庫J
オンライン書店ビーケーワン:ぷいぷい!

学生寮に暮らす高校一年生・新木陣が、考古学者の両親から送られてきた荷物の中にあったランプを磨くと……突然、学園の人気者・座堂シエラが現れた!しかもメイド姿で!! あとから現れた彼女の父親によると、なんとシエラはランプの魔神の末裔で、ご主人様の願いを叶えて一人前の魔神にならないといけないのだという。新米魔神なのでまだ魔法が使えないくせに気が強いシエラの闖入で、女の子が苦手な陣の暮らしは喧騒に包まれることに。わがままお嬢様の新米魔神・シエラとむりやりご主人様にされた陣のファンタジックな学園ストーリー!


シエラは典型的なツンデレお嬢様でいいんだけど・・・見どころはそれだけのよう気も。
この長さ(約260㌻)にしてはキャラ出しすぎ。そのせいで各キャラ上辺だけの紹介で突っ込んだところがないので、なんとなく全体的にせわしない感じがする。
(個人的にはどじっ子妹キャラの愛花が憧れのシエラの口から大好きなお兄ちゃんの話が出たときの反応や感情がどこにも書かれていないのがどうしても納得いかない。)
それと後半の戦闘シーンが微妙。前半のようなドタバタコメディで行ってくれたらもっと楽しめたのに。


続刊は古本屋で見かけたらでいいや。