いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ライトノベル

11月の読書メーター

読んだ本の数 :5 読んだページ数:1642 先月と札数は同じ、ページ数もほとんど変わらず。 今月のベスト 「フルメタル・パニック! Family2」賀東招二(富士見ファンタジア文庫)

「フルメタル・パニック! Family2」賀東招二(富士見ファンタジア文庫)

家族四人での平和な日常――“普通の生活”を求めて引っ越しを繰り返す相良家が、とある田舎で再会を果たしたのは…… 「こうして三人だけでそろって話すのって、いつぶり?」 「二人とも、こんなおじさんになっちゃって。えらいわよ」 かつて最強の秘密軍事組織〈…

「組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い3」有象利路(電撃文庫)

「ヤろう、律花! 今年中に! 最後まで!」「や……やろう! 最後まで!」「「愛してる!!」」『イカレた会話にゃ……』 元宿敵同士で、今はラブラブ夫婦の狼士と律花。互いの秘密を打ち明け、悲願の同衾が叶った二人の次のお悩みは、もちろん『夜の営み』について。 …

「安達としまむらSS2」入間人間(電撃文庫)

安達と暮らし始めてしばらく。近々わたしの誕生日だ。 「あ、チャイナドレスは禁止ね」 「えっ」 「あれはクリスマス用だから」 「そうだったんだ」 「そうなんですよ」 二人だけの行事が増えていくのは、そう、悪くない。 二人の日常のさらに日常。書き下ろ…

「安達としまむら12」入間人間(電撃文庫)

もしも安達がわたしの先生だったら。 もしも安達が小説家だったら。 もしもあの時、体育館の二階に行かなかったら。 空想は置いておき、安達からお誘いが。 「う、海……は、広いね」 「いいよ。来週くらいに行こうか」 「来週、ですか……」 垂れ下がった耳と尻…

「よって、初恋は証明された。 -デルタとガンマの理学部ノート1-」逆井卓馬(電撃文庫)

「検証してみようよ……科学的に!」 思うに〈青春〉というのは、よくできた推理小説のようなものだ。 失われてしまった恋愛成就の桜の謎。部活勧誘の小さな違和感。巨木の樹齢に秘められた物語。密室で消えたハムスター。壊れかけの生物部に捧げられた、高校生…

「継母の連れ子が元カノだった12 男なんて一人しかいない」紙城境介(角川スニーカー文庫)

川波小暮は目覚めると、パンツ一丁だった。しかも昨夜の記憶がまるっと無い! 中学時代の同級生と遊んでいたらしく、暁月に夜のことを尋ねようとするも「へへ。おはよ、こーくん」なぜか昔の呼び方で、意味深な態度をとるばかり。もしかして……やらかした? 一…

「聖獣王のマント」紅玉いづき(メディアワークス文庫)

行き場もなく夜の街をさまよっていた家出少女チル。ある夜、路地裏に突如降ってきた黄金の髪を持つ美しい男。その口が発したのは――「うまれかわりを、のぞまれますか?」「我が王よ」 かくして、チルは異世界に取り込まれる。破れたマントを胸に抱えて迷い込…

「義妹生活12」三河ごーすと(MF文庫J)

沙季の様子がおかしい――。どこか機嫌が悪そうで、けれど悠太が大丈夫かと問いかけても笑顔で「大丈夫」と答えるだけ。 秘密。共有されない悩み。それは「すり合わせ」を良しとする二人の関係では珍しいことで、悠太は沙季の状態を心配する。 以前ならどうす…

10月の読書メーター

読んだ本の数 :5 読んだページ数:1635 先月の半分以下\(^o^)/ 今月のベスト 「義妹生活12」三河ごーすと(MF文庫J)

「ロクでなし魔術講師と追想日誌11」羊太郎(富士見ファンタジア文庫)

来るべき比翼の日(バレンタイン・デー)だがそこには堕落の果実(チョコレート)を強奪する組織が現れーー『大惨事チョコレート大戦』。グレンの反対を押し切り魔渋滞時についてきたシスティたち。彼女らを待っていたのはサキュバス!?ーー『世界最強の魔獣…

「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン XIV ―インビテーション・フロム・ビービー―」時雨沢恵一(電撃文庫)

『私の主催するミニゲームに参加して、最後まで進みなさい』――SJ5の死闘の翌日、謎のプレイヤー・ビービーから届いたミニゲームへの挑戦状。それは、デヴィッドの告白に対してのビービーからの招待状でもあり、ご褒美はリアルビービーとのオフ会――。レン、フ…

「転生王女と天才令嬢の魔法革命9」鴉ぴえろ(富士見ファンタジア文庫)

アニス暗殺を企んでいる者がいる!? 魔学都市が大いに賑わう一方、隣国・アーイレン帝国で不穏な動きがあった。当然ユフィが黙っていないが、当のアニスは少し違う様子で―― 「私の暗殺についてなんだけど……いっそ実行させたらって思うんだよね」「――は?」 暗…

「魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く (2)」佐島勤(電撃文庫)

文弥たちの活躍でマフィア・ブラトヴァによる司波達也襲撃は失敗に終わった。 単純な力押しでは「触れてはならない者たち」の異名を持つ四葉家に対抗することは難しいと悟った彼らは、同じ十師族で、以前は四葉のライバルと見なされていた七草家の子女を人質…

9月の読書メーター

読んだ本の数 :12 読んだページ数:3613 今月はそこそこ読んだ。出張の移動時読書込みだけど。 来月はがっつり減りそう。現状新刊購入予定が4冊しかない・・・ 今月のベスト 「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件10」佐伯さん(GA文庫)

「猫沢文具店の借りぐらし」谷崎泉(富士見L文庫)

元編集者の猫沢二胡は最愛の夫を喪い、仕事をなくし、閑古鳥の鳴く実家の文具店で店番をしつつ一人暮らしをしている。そんな折、突然甥っ子である大学生の明澄が訪ねてきた。シングルマザーの母の結婚をきっかけに家を出ると言う。二胡はとっさに同居を提案…

「新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙 XI」支倉凍砂(電撃文庫)

蝕の予言を巡り争ったルウィック同盟を説き伏せ、見事に天文学者アマレットの奪還を成し遂げたコルとミューリ。 しかしそれは、デュラン選帝侯の威信をかけた計画が白紙に戻ることを意味していた。苦難の中、アマレットがもたらした一縷の希望――かつて古代帝…

「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件10」佐伯さん(GA文庫)

真昼の誕生日も過ぎ、冬休みが始まるとそこかしこでクリスマスの気配が感じられた。 サンタさんが来たことがないと言う真昼に、朝起きるとプレゼントがある時の喜びを味わってもらおうと画策する周。 真昼が幼い頃の思い出に密かに焦がれていると気付いた周…

「異世界転移、地雷付き。11」いつきみずほ(ドラゴンノベルス)

イリアス嬢の護衛任務が終了し、ピニングに帰還するナオたちに、街で起きている謎の行方不明事件の捜査依頼が持ち込まれた。捜査は難航するも、予想外の犯人を突き止め、見事事件を解決するナオたち。その後、任務の報酬として手に入れたダンジョンの探索、…

「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん9」燦々SUN(角川スニーカー文庫)

「有希は……俺の、実の妹だよ」夜の公園で行われた、政近の思いもよらぬ告白。妹を犠牲に生きてきた、と自己否定する姿に見兼ねたアリサは政近の手を引き、病に伏したという有希の下へと向かう! アリサに勇気をもらった政近は、遂に母と、そして祖父と対峙す…

「夏に溺れる」青葉寄(ガガガ文庫)

「母さんを殺してきた」――夜凪凛が、元クラスメイトの夏乃光から衝撃的な告白を受けたのは、夏休み明けの始業式のことだった。成績優秀で眉目秀麗、学校内ヒエラルキーの頂点にいながら自殺願望を持つる光。友人関係に悩み不登校になった過去を持つ凛は、彼…

「転生王女と天才令嬢の魔法革命 王宮秘話」鴉ぴえろ(富士見ファンタジア文庫)

「私、メイドになる!」 アニスがユフィのメイドになることを宣言!? 困惑していたユフィだったが次第に乗り気になり―― そんな二人の平和な日常を始め、書き下ろしを含めた7つのエピソードを収録したシリーズ初の短編集が登場! まだ出会ったばかりのアニスとユ…

8月の読書メーター

読んだ本の数 :9 読んだページ数:3224 出張分を足して10冊行かないとは。 今月は甲子園視聴が忙しかったからね! 今月のベスト 「もふもふと楽しむ無人島のんびり開拓ライフ4 ~VRMMOでぼっちを満喫するはずが、全プレイヤーに注目されているみたいです…

「もふもふと楽しむ無人島のんびり開拓ライフ4 ~VRMMOでぼっちを満喫するはずが、全プレイヤーに注目されているみたいです~」紀美野ねこ(電撃の新文芸)

家庭菜園にワイン造り! もふもふ仔狼との無人島スローライフ、第4弾! フルダイブ型VRMMO『Iris Revolution Online』の無人島でついに山小屋拠点を手に入れたショウこと伊勢翔太。 教会の裏手に畑を作ったり港の酒場で見つけた魔導醸造器でワイン造りに挑戦し…

「星が果てても君は鳴れ」長山久竜(電撃文庫)

「見つけてあげるわよ。正しい音色の、奏で方」 他者の影が纏うノイズに侵され、命を絶とうとした俺の前に、突然そいつは現れた。元国民的女優の、星宮未幸。素顔は勝気で、時々猫かぶりで……そして、未来が視える少女。 俺の自殺を止めるため始められた、奇…

「白き帝国 約束の戦旗2」犬村小六(ガガガ文庫)

『全ての色彩を重ね合わせると白になる。ぼくが作るのは、全ての種族をひとつにまとめた「白き国」だ』。異なる種族同士が争いをつづける葡萄海。少年が見た夢は無惨に踏みにじられ、ガトランド王国は滅亡する。黒薔薇騎士団による包囲を突破したガトランド…

「義妹生活11」三河ごーすと(MF文庫J)

義妹であり恋人でもある彼女との、二度目の秋が始まる。 心の余裕を取り戻して沙季との最後の高校生活の思い出を積み上げることと大学受験と向き合うことを両立させると決めた悠太。将来においても自分のやりたいことを優先させるか、それ以外の軸で道を選ぶ…

「夏を待つぼくらと、宇宙飛行士の白骨死体」篠谷巧(ガガガ文庫)

「僕らの青春は奪われたんだ!」二◯二三年七月、緊急事態宣言も明け日常を取り戻しつつあった僕らは、受験勉強が本格化する前の思い出づくりとして深夜の旧校舎に忍び込んだ。好奇心と背徳感に胸を高鳴らせ、物置部屋の古びた扉を開ける。するとそこには、宇…

7月の読書メーター

読んだ本の数 :7 読んだページ数:2136 積読一冊に中途一冊。 白き帝国がなかなか進まなくて。 ストレス過多な仕事と酷暑の体力消耗で、読書カロリーの高い作品を読むのがしんどい。 今月のベスト 「負けヒロインが多すぎる!7」雨森たきび(ガガガ文庫)

「変人のサラダボウル7」平坂読(ガガガ文庫)

異世界へと逃れたオフィム帝国最後の皇族であるサラを抹殺するため、一人の暗殺者が岐阜の地へと送り込まれる。しかしその刺客――三人目の異世界人アルバは、自分が捨て石だと見抜いており任務を遂行する気がなかった。彼女は暗殺者として培った技術を生かし…