いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ライトノベル

「アクセル・ワールド27 ―第四の加速―」川原礫(電撃文庫)

「トライアル・ナンバーツーは、今日でサービス終了だ!」 《ブレイン・バースト2039》の戦場に突如現れた、新たな戦士《ドライブリンカー》たち。それは第四の加速世界《ドレッド・ドライブ2047》による、侵略の開始を告げる合図だった。 圧倒的な力でバース…

「リコリス・リコイル Recovery days」アサウラ(電撃文庫)

「それじゃ喫茶リコリコ、出撃だ!」 リコリス――花の名前にして、日本の平和を守るエージェントの少女たち、だけど昼の顔は、喫茶店の看板娘! 喫茶リコリコを舞台に、TVアニメシリーズ『リコリス・リコイル』では描かれなかった錦木千束や井ノ上たきなたちの…

「転生王女と天才令嬢の魔法革命8」鴉ぴえろ(富士見ファンタジア文庫)

魔学都市の責任者として過ごすアニスのもとに、王城のレイニから手紙が届いた。ユフィが療養中になってということらしい。そこには、西部貴族の思惑が絡んでいて-- 「どうして私は、貴女を虐げる国なんか守っているんだろう。そう、思ってしまったんです」…

「白き帝国1 ガトランド炎上」犬村小六(ガガガ文庫)

「全ての色彩を重ね合わせると、白になる。ぼくが目指すのは、全ての種族が共に暮らす『白き国』だ」。 異なる種族同士が争いをつづける葡萄海。頭部に猫耳を持つ「ミーニャ」族が支配するガトランド王国の第二王子トトはある日、人質として送られた人間の少…

2月の読書メーター

読んだ本の数 :8 読んだページ数:2698 先月よりは増えたが……。 例年なら2月は電撃文庫大賞で増える月なんだけど、最近は出る月バラバラだからねえ。 今月のベスト 「白き帝国1 ガトランド炎上」犬村小六(ガガガ文庫)

「獄門撫子此処ニ在リ2 赤き太陽の神去団地」伏見七尾(ガガガ文庫)

「神去団地へようこそ――そして、ご愁傷様」ここは神去団地。量産された建物が地を埋め尽くし、赤く奇妙な太陽が支配する。現世と幽世のはざま、閉じ込められた無耶師たちが太陽を巡って日夜争う異形の園――そんな場所で、『獄門家』としての過去も、アマナと…

「変人のサラダボウル6」平坂読(ガガガ文庫)

サラが芸能界にスカウトされ、惣助はサラと一緒に東京の事務所へ見学に行くことになった。親子での初めての旅行や夏休みの様々なイベントを通して、さらに絆を深めていく二人。そんな惣助を想う女たちも、それぞれの思惑で動き出すのだった。一方、ヤクザと…

「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち (6)」佐島勤(電撃文庫)

『九校フェス』。九つの魔法科高校による合同文化祭だ。夏休みが明けた第一高校は目前に控えるこのビッグイベントに浮き足立っていた。 だが、九校フェス以外にも茉莉花を悩ませる問題が。生徒会選挙によって新たな生徒会長となったアリサの義兄・十文字勇人…

「魔女に首輪は付けられない」夢見夕利(電撃文庫)

貴族階級が独占していた魔術が大衆化するとともに、犯罪率が急増。対策として皇国には魔術犯罪捜査局が設立された。捜査官であるローグは上司ヴェラドンナの策略により〈第六分署〉へと転属。そこは、かつて皇国に災いをもたらした魔女と共に魔術事件を捜査…

「異世界転移、地雷付き。10」いつきみずほ(ドラゴンノベルス)

ネーナス子爵の娘イリアスの護衛を請け負ったナオたちは、クレヴィリーという美しい街に到着した。イリアスがここにやって来たのは、とある男爵の披露宴に参列するためだったが、ナオとハルカも成り行きで参加することに。ドレスとタキシードに身を包み、仲…

「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん8」燦々SUN(角川スニーカー文庫)

戸惑いとトキメキが交錯した体育祭を経て、遂に自分の気持ちに気付いたアーリャさん。一方、政近は約束の誕生日会に向けて準備を進めるも慣れないプレゼントの購入に大苦戦!? 有希に茶化されながらも背中を押された政近は、誕生日会の当日パートナーに大切な…

「誰が勇者を殺したか」駄犬(角川スニーカー文庫)

魔王が倒されてから四年。平穏を手にした王国は亡き勇者を称えるべく、数々の偉業を文献に編纂する事業を立ち上げる。かつて仲間だった騎士・レオン、僧侶・マリア、賢者ソロンから勇者の過去と冒険話を聞き進めていく中で、全員が勇者の死の真相について言…

1月の読書メーター

読んだ本の数 :7 読んだページ数:2512 一桁スタート。来月はもう少し増えるはず。 今月のベスト 「フルメタル・パニック! Family」賀東招二(富士見ファンタジア)

「義妹生活10」三河ごーすと(MF文庫J)

バイト先での新たな出会い、見知った友人の知らない表情。初めて尽くしの高校生活最後の夏、それは受験を控えた悠太と沙季にとっても思い出を作る最後のチャンスだった。花火大会に行きたい沙季は、将来のために勉強に集中しようとする悠太を誘うタイミング…

「弱キャラ友崎くん Lv.11」屋久ユウキ(ガガガ文庫)

思いがけない形で終わってしまった大阪旅行。俺たちは、日南とほとんど話せないまま3年生を迎えた。日南はひとり特進クラスへ。だが、そこでも日南は驚きの姿を見せ――。覚悟を決めて日南の家を訪れた俺は、意外な人物に出会うことになる。 「あの……もしかし…

「フルメタル・パニック! Family」賀東招二(富士見ファンタジア)

「やはり武器が必要だ。クローゼットにあるから取ってこい」 世界の存亡を懸けた最終決戦から約20年後――相良宗介は千鳥かなめと結婚し、平穏な日々を送っている……ハズだった。 「お父さん、いつものカービンとグレネードでいいのね?」「また隠し持ってたのね…

「86―エイティシックス― Ep.13 ─ディア・ハンター─」安里アサト(電撃文庫)

首都を騒がす自爆テロ、〈レギオン〉の猛攻、大量発生する避難民。憶測と疑心が混乱を生むなか、一部の共和国民が連邦領内で武装蜂起を決行。前線で撤退支援に従事する機動打撃群も鎮圧に動員される。しかし、レーナがいまだ後方に留め置かれたままで、シン…

「青を欺く」三船いずれ(MF文庫J)

俺、城原千太郎はウソつきだ。空っぽな自分は表に出さず、他人の仮面を被って毎日をやり過ごす。だがそんな高校生活はある日、小悪魔かわいい後輩女子・霧乃雫に打ち砕かれた。 『映画監督』の霧乃は「ウソつきは、役者のはじまりです!」と俺を自主制作映画…

「負けヒロインが多すぎる!6」雨森たきび(ガガガ文庫)

先輩たちが卒業していく、春。焼塩がこっそりと俺に耳打ちする。「ぬっくん。あたしとデートしよっか」……まさか、自分の高校生活にそんなイベントが起こるとは。竹島水族館での初デート、やっかい娘たちとの攻防。けど、そのときの俺は分かっていなかった。…

12月の読書メーター

読んだ本の数 :10 読んだページ数:3136 久々の二桁。 今月のベスト 「レプリカだって、恋をする。3」榛名丼(電撃文庫)

今年のお気に入り

今年の読んだ本は 115冊(漫画雑誌等除く)でした。 なんとか100冊はクリア。 約40冊減(一昨年)→約30冊減(去年)→約10冊減(今年)と減少数は落ちているが……。 今年も新刊情報で似たようなタイトル、似たようなあらすじばかりを見てげんなりすることの多…

「りゅうおうのおしごと! 盤外編1」白鳥士郎(GA文庫)

「師匠! 私たちの短編集です!」 「今や入手困難な店舗特典SSを収録した貴重な本だぞ」 「八冠……じゃない、八巻までのSSですね!」 「そらからドラマCD脚本を小説化した長めの作品も収録してる。本編には入れづらいキャラが出てくるから今まで収録をためら…

「犬飼いちゃんと猫飼い先生3 たとえばこんなボクらの未来」竹岡葉月(富士見L文庫)

僕、ダックスフントの"フンフン"。大好きな藍ちゃんもついに大学生……ってどうしたの藍ちゃん、なんか毛皮が爆発してるよ!! イメチェンとやらを失敗して落ち込む藍ちゃんに、鴨井が美容師の妹、燿里を紹介してくれた。そこで藍ちゃんは、キャロルの死について…

「もふもふと楽しむ無人島のんびり開拓ライフ3 ~VRMMOでぼっちを満喫するはずが、全プレイヤーに注目されているみたいです~」紀美野ねこ(電撃の新文芸)

フルダイブ型VRMMO『Iris Revolution Online』の無人島で見つけた山小屋をマイホームにすべく、リフォームに着手するショウこと伊勢翔太。 石造りの蔵や窯など拠点を充実させつつ仔狼のルピとのんびり過ごすはずが、森の奥にある大樹の洞を通った先でオーク…

「レプリカだって、恋をする。3」榛名丼(電撃文庫)

オリジナルがやりたくないことを押しつける身代わり、〈レプリカ〉だった私だけど、その役割を失って。 「素直が何を考えてるか分からなくて、怖い」 そんな思いを抱えながら、季節は冬に向かっていく。 素直が修学旅行に行っている間、私はアキくんと一緒に…

「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー (7)」佐島勤(電撃文庫)

シャンバラ探索から帰国した達也たち。USNAに眠る大規模破壊魔法[天罰業火]を封印するため、再度旅立とうとする達也に対し四葉真夜は出国を許可しない。達也を国内に留まらせ、国内の抑止力としたい四葉家の裏のスポンサー東道青波の意向に沿うためだ。達也…

「七つの魔剣が支配する XIII」宇野朴人(電撃文庫)

呪者として目覚めたガイは、力の制御が可能となるまで一時的に剣花団を離れることになり、メンバーに動揺が走る。しかも、オリバーたちは上級生として研究室選びの時期を迎え、各々が自分の将来を考えなければならない。徐々に、しかし確実に、彼らの関係性…

「性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話」犬甘あんず(角川スニーカー文庫)

吉沢わかばの幼馴染、梅園小牧は完璧である。品行方正で才色兼備な優等生……というのは表向きで、人を見下す性悪女だ。 私はそんな小牧に勝ちたいあまり、大事なものを賭けてでも勝負を取り付け――結果は私の負け。そして、「わかばが、自分の意思で、私にキス…

「継母の連れ子が元カノだった11 どうせあなたはわからない」紙城境介(角川スニーカー文庫)

二年生になってすぐのこと。「好きです。付き合ってください」水斗に告白してきた相手は、まさかの明日葉院蘭だった! 生徒会役員にして、この学校で一番の男嫌いと言われる女子。そんな違和感だらけの告白が冷めやらぬまま、やってきたのは沖縄修学旅行!! 旅…

「甘党男子はあまくない ~おとなりさんとのおかしな関係~」織島かのこ(メディアワークス文庫)

ごく平凡なOL・胡桃のストレス発散方法はお菓子を作ること。ある日失恋のショックで大量に焼き上げたお菓子をお隣さんに差し入れをすることに。口も態度も悪いお隣さんだったが、胡桃の作ったお菓子を大絶賛。どうやら彼は甘いものをこよなく愛する甘党小説…