いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



レビュー

「継母の連れ子が元カノだった 4 ファースト・キスが布告する」紙城境介(角川スニーカー文庫)

親の再婚できょうだいになった水斗と結女は、元恋人同士。“家族”らしさも板についてきた二人だが、ときおりあの頃の思い出が蘇り、やっぱりお互いが気になる日々で――。そんな夏休みも半ば、伊理戸一家は父方の実家に帰省する。「水斗くんじゃ~ん!! ひっさし…

「就業規則に書いてあります!」桑野一弘(メディアワークス文庫)

平河東子は大手企業人事部の労務管理。社員皆が健やかな職場環境を作る事にやりがいを感じていた。だが業績悪化でリストラに。叔父の伝で再就職したのは、違法すれすれの労働が蔓延る、下請けのアニメ制作会社だった――! 過剰な労働時間、最低賃金を大幅に下…

「旋律月下」綾崎隼(メディアワークス文庫)

家族でも見分けられない双子、舞原月乃と今宵。月乃は誰からも好かれる朗らかな性格で、妹の今宵は大人びた物静かな少女だった。 月乃に恋をした望月洋平は彼女と同じ大学を目指すが、受験に失敗し、経済的な事情から浪人を両親に禁じられてしまう。 現実の…

「超高度かわいい諜報戦 ~とっても奥手な黒姫さん~」方波見咲(MF文庫J)

「凡田君と、もっと仲良くなりたいの!」高校生にして秘密諜報機関を指揮する天才少女、橘黒姫は初恋の真っ最中。好きな人のために組織の力を濫用し、超高度な諜報技術で接触を図る。 「……誰かに監視されている?」それに勘づいたのは初恋相手・凡田純一。一見…

「プロペラオペラ2」犬村小六(ガガガ文庫)

極東の島国・日之雄。その皇家第一王女・銀髪の美少女イザヤは18才。同い年で幼なじみのクロトは、10才の時にイザヤにとんでもない“狼藉”をはたらき皇籍剥奪されたいわくつき。しかしふたりは今、タッグを組んで飛行戦艦「飛廉」を駆る国民的人気の艦隊司令…

「銀河鉄道の夜を越えて ~月とライカと吸血姫 星町編~」牧野圭祐(ガガガ文庫)

極東の島国にある「星町」に住む私は、宇宙飛行士のイリナやレフに憧れ、宇宙に夢を見る高校2年生。親友とケンカ別れしたまま孤独の中にいた私は「星祭り」の夜に「吸血鬼」と噂される美少女に出会う。彼女は転校してきて以来ずっと欠席していた同級生のアリ…

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 アンソロジー2 オンパレード」渡航 他(ガガガ文庫)

青春群像小説の金字塔「俺ガイル」がついに完結! 9年の軌跡とアニメ3期の放映を祝し、アンソロジー4冊を連続刊行!! 本作「オンパレード」は、俺ガイルの個性豊かなキャラクターに焦点を当てた1冊。比企谷小町、平塚静、戸塚彩加、材木座義輝、葉山隼人たちの…

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 アンソロジー1 雪乃side」渡航 他(ガガガ文庫)

青春群像小説の金字塔「俺ガイル」がついに完結! 9年の軌跡とアニメ3期の放映を祝し、アンソロジーを4冊を連続刊行。 本作「雪乃side」は、「雪ノ下雪乃」にまつわる短編とイラストを集めた1冊。石川博品、さがら総、天津向、水沢夢、裕時悠示ら超豪華作家陣…

「ロクでなし魔術講師と追想日誌6」羊太郎(富士見ファンタジア文庫)

グレンとシスティーナのデートに父親同伴!―『お父様が見てる』。大天使ルミアが、ついにグレる!?―『名無しの反転ルミア』。グレンの仮病を暴くため、三人娘がアルフォネア邸へと突撃!!―『仮病看病☆大戦争』。そして再び登場するフェジテの華麗なる魔導探偵(…

「お隣さんと始める節約生活。2 電気代のために一緒の部屋で過ごしませんか?」くろい(富士見ファンタジア文庫)

「もっと山野さんと、学校でも過ごす時間がほしい」二学期。ますます強くなる気持ちを胸に、俺は彼女が所属する生徒会選挙へ立候補した。山野さんも誘ってくれたしな。一緒に選挙演説の原稿を準備しながらも、新しく山野さんのベランダで家庭菜園を始めたり…

「世話好きで可愛いJK3姉妹だったら、おうちで甘えてもいいですか?2」はむばね(富士見ファンタジア文庫)

「春輝さんを愛してますから! ……その、家族として!」 伊織の衝撃な告白(?)を受けつつ、3姉妹とあらためて同棲することになった27歳の社畜・人見春輝。家族愛と言われつつ猫耳だのノーブラだの、何故か前よりもスキンシップが過剰になったことに困惑しながら…

「ゲーマーズ!DLC3」葵せきな(富士見ファンタジア文庫)

最高のエンディングで迎えた大団円。だが『ゲーマーズ!』はまだ終わらない。ここからはやりこみ要素を楽しむ時間だ! 例えばそれは、ありえたかもしれない分岐。もしもあの日、雨野が事故で交際を始めたのが天道花憐じゃなかったら。こじらせゲーマーヒロイン…

「お前らどれだけ俺のこと好きだったんだよ!」明月千里(GA文庫)

「俺を側に置きたい? ……何故だ!?」 初めての恋人に僅か一週間でフラれた芦宮隆人は、かつて交流のあった学園のカリスマ、才媛の後輩――月ノ瀬白雪に秘密の部室へ誘われる。 (コイツまさか俺に気が――!? いや、単にからかうつもりか……!?) 失恋をイジられてなる…

「こわれたせかいの むこうがわ ~少女たちのディストピア生存術~」陸道烈夏(電撃文庫)

《フウ》――最下層の孤独少女。友は小鳥のアサと、ジャンク屋の片隅で見つけた、古いラジオのみ。 《カザクラ》――マイペースな腹ぺこガール。出会った瞬間からフウを「お兄ちゃん」と慕い、陽気な笑顔でつきまとってくる。 そんな二人が出会ったここは、世界…

「豚のレバーは加熱しろ」逆井卓馬(電撃文庫)

豚のレバーを生で食べて意識を失った、冴えないオタクの俺。異世界に転生したと思ったら、ただの豚になっていた! 豚小屋で転がる俺を助けてくれたのは、人の心を読み取れるという少女ジェス。 ブヒッ! かわいい! 豚の目線なら、スカートの裾からチラリと純白…

「幽霊たちの不在証明」朝永理人(宝島社文庫)

羊毛高校文化祭の二日目の午後、二年二組のお化け屋敷で、首吊り幽霊に扮していたクラス委員・旭川明日葉の絞殺死体が発見された。彼女に想いを寄せていた「僕」こと閑寺尚は、打ちひしがれながらもその仇を討つべく、クラスメイトの甲森瑠璃子とともに調査…

「夜更けのおつまみ」(ポプラ文庫)

原稿があがった後の枝豆とビール、秘密のレシピでつくる肴、大切な人と分かち合った一皿…31名の人気作家がおつまみにまつわる思い出を語ったエッセイ・アンソロジー。巻末にはキリンビール公式noteとコラボして開催したコンテスト大賞受賞作も掲載! 総勢31名…

「虚構推理 スリーピング・マーダー」城平京(講談社タイガ)

「二十三年前、私は妖狐と取引し、妻を殺してもらったのだよ」妖怪と人間の調停役として怪異事件を解決してきた岩永琴子は、大富豪の老人に告白される。彼の依頼は親族に自身が殺人犯であると認めさせること。だが妖狐の力を借りた老人にはアリバイが!琴子は…

「虚構推理短編集 岩永琴子の出現」城平京(講談社タイガ)

妖怪から相談を受ける『知恵の神』岩永琴子を呼び出したのは、何百年と生きた水神の大蛇。その悩みは、自身が棲まう沼に他殺死体を捨てた犯人の動機だった。――「ヌシの大蛇は聞いていた」 山奥で化け狸が作るうどんを食したため、意図せずアリバイが成立して…

「ふしぎ荘で夕食を ~思い出のオムライスをもう一度~」村谷由香里(メディアワークス文庫)

平凡な大学生の俺、七瀬浩太が暮らす『深山荘』は家賃四万五千円で夕食付き。大家さんの娘で、俺の片思いの相手・夏乃子さんが毎日夕食を作ってくれる。幽体離脱が特技だったり、神様の使いだったり、住人は変わり者だけど、みんな彼女の夕食が大好きだ。 で…

「紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード」ほしおさなえ(角川文庫)

百花は叔母に誘われて行った「紙こもの市」で紙の世界に魅了される。会場で紹介されたイケメンだが仏頂面の一成が、大手企業「藤崎産業」の一族でその記念館の館長と知るが、全くそりが合わない。しかし百花が作ったカードや紙小箱を一成の祖母薫子が気に入…

「わたしの知らない、先輩の100コのこと2」兎谷あおい(MF文庫J)

“最寄り駅が同じ”以外接点がなかった先輩と後輩がある日、朝の通学時に約束を交わしました。その内容とは『1日1問だけ、どんな質問にも絶対正直に答える』というもの。 そうして先輩と後輩は毎日質問をし続け、お互いのことを少しずつ知っていき……もう最近で…

「魔弾の王と凍漣の雪姫5」川口士(ダッシュエックス文庫)

アスヴァール王国の内乱は、勝者となったギネヴィア王女が宝剣カリバーンを正式に継承し、父王の跡を継ぐ形で幕を閉じた。ティグルはブルガスの地で手に入れた黒い鏃にまつわる『魔弾の王』の足跡を追い、ミラたちとともにザクスタン王国へ向かう。ザクスタ…

「氷川先生はオタク彼氏がほしい。 2時間目」篠宮夕(冨士見ファンタジア文庫)

(氷川先生(カノジョ)に恥ずかしい成績なんて見せらんねぇ……!) まもなく始まる中間テスト。寝る間も惜しんで猛勉強を始めるも、無理がたたってダウンしてしまった俺、霧島拓也。俺を心配した、担任&オタク彼女な氷川真白先生からの提案は―― 「霧島君の家…

「俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。」戸塚陸(冨士見ファンタジア文庫)

都立松場高校には学園三大美少女がいる。熊谷花、鹿野彩夏、沖津琴乃――しかし、彼女たちが興味を持っているのは「やれやれ、僕のことは放っておいてくれよ」クラスでも地味なハズの、どこにでもいる普通の男子高校生・沖津優太! 人気者だが恋人はいない、な…

「俺、ツインテールになります。19」水沢夢(ガガガ文庫)

敵の本拠地アルティメギル基地へと突入したツインテイルズ。しかし全てのエレメリアンを統べる者・首領との死闘の果てに、テイルレッドは敗北した。そして今度は逆に首領が、総二たちの世界への総攻撃を宣言する。首領を倒すためには、自分自身のツインテー…

「妹さえいればいい。14」平坂読(ガガガ文庫)

「アンチも編集者も俺以外の売れっ子も全員爆発しろ!」作家としてブレイクし、愛する人と結婚し、父親となっても、人は(特に作家は)そう簡単に聖人君子のように生まれ変わったりはしない。羽島伊月は今日も荒ぶりながら小説を書く。そんな彼を生温かく見つめ…

「りゅうおうのおしごと!12」白鳥士郎(GA文庫)

奨励会三段リーグ。 四段(プロ)になれる者は2人だけという苛酷な戦場。そこに史上初めて女性として参戦した銀子は、八一と交わした約束を胸に封じ、孤独な戦いを 続けていた。八一もまた、新たなタイトルを目指し最強の敵と対峙する。 そんな2人を複雑な思い…

「おいしいベランダ。 8番線ホームのベンチとサイダー」竹岡葉月(富士見L文庫)

大学生の栗坂まもりと、お隣に住む亜潟葉二は恋人から婚約者に! 葉二からのプロポーズを受け入れ、卒業後はまもりも神戸で暮らすと決めたのだ。 次は結婚挨拶にお互いの実家へ。さっそく栗坂家を訪ねて、年末には亜潟家へ向かう……って、行動が早いですね葉二…

「天才王子の赤字国家再生術6 ~そうだ、売国しよう~」鳥羽徹(GA文庫)

「さて、どうしたもんかな」 青い海と白い雲、燦々と輝く南の太陽を鉄格子越しに眺めながら、ウェインは牢内で呟いた。 ソルジェスト王国との一戦に勝利し、不凍港の使用権を得たナトラ王国は、新たな交易相手を 開拓するため大陸南方に位置する海洋国家パト…