いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



キノの旅〈12〉the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅XII」時雨沢恵一電撃文庫
キノの旅 12―the Beautiful World (12)

そして、すぐに、キノとエルメスは大きな病院の前にさしかかった。玄関ドアに前に、数人の看護婦が見送りするために並んでいた。さらに、一台の黒塗りの車が道に止まっていて、運転手がそのドアを開けるところだった。車の後ろにエルメスを止めて、キノはその光景を眺める。やがて、祝福の声に包まれて、病院から夫婦が現れた。若い二人は顔に笑顔を浮かべながら、夫の方は大きな鞄を、妻の方は、小さなバスケットをその手に抱えていた。夫婦はお世話になった看護婦達に何度もお礼を言って、幾人かと笑顔で抱き合った。(プロローグ「幸せの中で・b」)他、全16話収録。

「寄付の国」を忘れないように。載ってる位置は目次にあり・・・電撃好きだな、この場所w


いつもどおり・・・これしか書くことがなくて困る(^^;
今回はそれほど突飛な話しもなかったし、あとがきもめっちゃ真面目だし、いつも以上にサラッと終わってしまった印象。
キノの旅」は日々のニュースや人と会話の中で「この出来事は時雨沢先生はあの国の話で揶揄してたなぁ」とふと思い出し、その物事について考えるきっかけになればいいと思っている。自分の中ではそういう位置づけの本。


〜ネタバレチックな疑問〜
「幸せの中で」の国で男男女(女女男)の順で生まれたらどうするんだろう?