いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「のうりん2」白鳥士郎(GA文庫)

のうりん 2 (GA文庫)
のうりん 2 (GA文庫)

あたしの名前は中沢農。ここ県立田茂農林高校――『のうりん』で普通に農業やっとったんやけど……どえらーことになってまった!
ほれとゆーのも、幼馴染みのコーサクを狙う転校生が! おまけに最強の刺客『四天農』まで動き出ーたもんでさあ大変!
バイオ鈴木! ウッドマン林太郎! ローズ花園! マネー金上! そして……ボイン良田ッ!! あれ!? 五人おるよ!?
まあええわ、みんなまとめてかかって来やあ! コーたんのマッシュルームを最初に収穫するのは、このあたしなんやから!!
大暴走農業学園ラブコメ第2弾! 見よ! 農場は紅く萌えているっ!!


今回も清く正しく頭の悪い小説でした(最大限の褒め言葉のつもり
冒頭からおっぱいネタだけで40ページも使ってるからね。おバカとしか言いようがないね。うん。
その後も1巻から勢いの衰えない残念系ハイテンションコメディでパロディネタの嵐。
その上キャラも大増量。なんだよ四天農(5人)ってw 当然のように濃すぎる方々で、残念を通り越してもはや災害? こうしてみるとおっぱいさんって凄くまともな人だったのね。
挿絵も最後の一枚以外全てネタに使われていて、文章と絵の両方で全力で笑わせに掛かってくる。こんな圧力敵いっこないって。いやー笑った笑った。
そして、ついに明かされる林檎が高校に来た理由と耕作に対して好感度が高い理由。
……くそっ! なんで最後までしんみりさせてくれないんだ。
耕作のクサい台詞にも林檎の独白にも感動してたのに、オチこれかよっ!w
耕作、俺も言うよ「こんなの絶対おかしいよ!」
次回、継のピンチにみんな(主におっぱいさん)が燃える?