いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「僕と彼女のゲーム戦争2」師走トオル(電撃文庫)

僕と彼女のゲーム戦争 (2) (電撃文庫)
僕と彼女のゲーム戦争〈2〉 (電撃文庫)

転入先の高校で、現代遊戯部ことゲーム部に入部する岸嶺健吾。美人生徒会長・天道しのぶや変態教師・瀬名と一緒に、岸峰は刺激的なゲームを次々と体験する。
初めて挑戦したゲーム大会では惨敗したものの、岸峰はなんとか立ち直り、天道や瀬名とともに目の前の課題に取りかかる。ゲーム大会のチーム戦に参加するには、部員が一人足りないのだ。四人目のメンバーを探す彼らの前に現れたのは、強気な金髪ロリ巨乳の少女だった……。
有名ゲームが実名で登場する話題の人気シリーズ、待望の第2巻! リアルなゲームプレイシーンはエキサイト必至!!


あー、案の定FPS、TPSばかりになってしまったか。全く興味のないジャンルなんだよなあ……。
それで頂点を目指そうって話なんだから当然と言えば当然なのだけど、色々出てきた1巻に比べると楽しみが減ってしまって残念無念。
それでも萌えよりも燃えの熱血部活ものというスタイルは健在。
素人だけど著しい成長をみせる主人公・岸峰の活躍や、急造のチームワーク、強い敵とのギリギリの戦いなど、スポ根的な面白さてんこ盛り。
それに新メンバー追加でラブコメ成分も。
女の子は金髪ロリでツンデレとは激しくテンプレながら、相手の岸峰が純朴で素直という今時珍しいキャラなので、そっちの反応を見ているのが楽しかったり。
これで4人そろったわけだけど、のめり込んでしまう岸峰、人が変わる天道、テンパりやすい杉鹿、変人教師……このメンバーで本当に大丈夫か? まとめ役は天道でいいにしても、窮地の時に冷静な判断が出来る人材が欲しいような。
今回が前哨戦みたいなこと言ってたから次は大会出場? エピローグの娘(思い出の子?)の動向も気になるが、その前に天道フラグはまだですか。