いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



4月の読書メーター

読んだ本の数:23冊
読んだページ数:7067ページ





今月のベスト3
「カラクリ荘の異人たち4 〜春来るあやかし〜」霜島ケイGA文庫
カラクリ荘の異人たち 4 ~春来るあやかし~ (GA文庫 し 3-4)



ベン・トー5.5 箸休め 〜燃えよ狼〜」アサウラスーパーダッシュ文庫
ベン・トー  5.5 箸休め~燃えよ狼~ (集英社スーパーダッシュ文庫) (ベン・トーシリーズ)



“文学少女”と恋する挿話集3」野村美月ファミ通文庫
“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 の 2-7-3)



個人的に今月は「カラクリ荘の異人たち4 〜春来るあやかし〜」がダントツ1位

「“文学少女”と恋する挿話集3」野村美月(ファミ通文庫)

“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫)
“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 の 2-7-3)

恋に破れた「炎の闘牛」、柔道部の牛園くん。それでも遠子を思いきれず、思い出が欲しいと心葉に詰め寄り……『"文学少女"と炎を上げる牛魔王ミノタウロス】』、クラスにも、気安い笑顔を向けてくる担任の竹田千愛先生にもなじめない中学生の仔鹿だが──『迷える仔鹿【バンビ】と嘘つき人形【ドール】』ほか、遠子の想いを目にした紗代や、夕歌と毬谷先生の出会いなど、甘くほろ苦いエピソードが満載! 物語を食べちゃうくらい愛する"文学少女"と、彼女を取り巻く人々の、恋する挿話集第3弾!!


これまでの挿話集の中で最も本編の雰囲気に近い、“文学少女”らしい重さのある短編集。
シリーズ中最も重い「穢名の天使」の少し前の話では、夕歌の束の間の幸せに涙がこぼれ、大人になった千愛の話では、あの千愛の予想外の言葉に胸を締めつけられる。でも、どの話にもちゃんと最後に救いがあってホッともする。
挿話集に見習いとこのところ明るめの話が多かったけど、この雰囲気こそ“文学少女”。久々に味わった気がする。



表紙の千愛の目がちょっと怖い。この子らしいといえばらしいけど。



以下各話毎

続きを読む