いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「パンは出かける寸前に焼くのでな、くわえて走っていくのだ」

中途半端に仕事して、中途半端に本読んで、中途半端に感想書いてたら一日オワタ。
たまには何か(主に読書)に集中出来る休日が欲しいけど、一点集中は仕事が暇になっても性格上無理かもな(-∀-;)



俺妹3
おおおおっ、3回も出番あった。しかも公園デートだぜ! イヤッフーヽ(゚∀゚)ノ
最後の嫁っぷりも良かった。
あ、もちろん麻奈美の話です。

「ライトノベルの神さま」佐々之青々(スーパーダッシュ文庫)

ライトノベルの神さま (集英社スーパーダッシュ文庫)
ライトノベルの神さま (集英社スーパーダッシュ文庫)

さあ、ライトノベルな恋をさせてやろう――大学生になって一ヶ月、一人暮らしにも慣れてきた浩介の部屋に現れたのは、ライトノベルの神さまを名乗る女の子、栞だった。栞の「付属高の女生徒と、ライトノベルな恋をさせてやる」という言葉に、浩介は思わず肯定の頷きをしてしまうのだが、同時にそれは、できなければ?浩介が?不幸になるという契約を結んだことを意味していた…。そんな中、浩介のバイト先の書店に後輩として入ってきた女の子は、付属校の女の子&五年ぶりの再会になる幼なじみの佳枝だった。ライトノベルの?お約束?が導く結末は果たして――!?


どこが良くて佳作に選ばれたのかわかりませんでした。



随分と奇をてらったラブコメで。
ライトノベルの神さまがライトノベルと言うよりはラブコメのお約束に則ってイベントを起こそうとするのだが、起こす前に必ず入るメタ発言が面白さを削ってるような気がする。
例えるなら、タネを丁寧に説明されてから手品を見てるような気分。「今からこれを使ってこうしてこうなります。面白いでしょう?」興醒めでしょう。
ゴール地点も冒頭でほぼ分かってしまい驚きや感動は薄く、泣くことになる佳枝に対する「可哀想、いい娘なのに」という感想しか浮かばなかった。そもそも他人と恋愛させたいのに初っ端から胃袋掴んじゃダメだろ。
脇役も春香さんを筆頭に万能すぎて面白みがなく、ストーリー、キャラ両面でほとんど琴線に触れるものがなかった。