いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



お返事

◆si-ta001さん
やっぱり別人の絵に見えますよね(^^;
前の巻と見比べてみると、影の塗り方もこれまでに比べると簡素化されていますが(悪く言えば雑)、一番の違和感は目ですね。描き方も塗り方も違っていて、これのせいで全体的な印象が変わってしまっているような気がします。
七草さんも初期の頃と大分作風が違いますが、こんなに急には変わってはいなかった記憶が。

どんぶり弁当生活 3日目

三色丼

家なのでご飯は小丼に



ひき肉は塩コショウにオイスターソース(少)鶏ガラスープ(微)豆板醤(微)の中華仕様。
いんげんが色の悪い安物でスカスカだったことを除けば普通に美味しくいただけました。
ちなみに野菜を冷凍するときは味を付けた方がいいらしい。

「武装中学生2045 ―夏―」岡本タクヤ(ファミ通文庫)

武装中学生2045-夏- (ファミ通文庫)
武装中学生2045-夏- (ファミ通文庫)

『国防教育法』により国家防衛の人材とすべく少年少女が育成される時代。2045年夏、東都【とうと】防衛学院の中等部3年に在籍する久坂【くさか】レイジは、夏休みを控えた1学期最終日に、同級生の桐島【きりしま】チヒロ、御門【みかど】ミヤコ、そして高城【たかしろ】クマグスの4名で学院長室に呼び出しを受ける。突然の呼び出しに訝しがる彼らに、八神【やがみ】トワという少女を沖縄まで迎えに行って欲しいと国家公務員の巽【たつみ】と名乗る男は告げるのだが……。南の島を舞台に贈る戦場のボーイ・ミーツ・ガール!


あ、これ原作があるのね(http://basketarmy.jp/)知らなんだ。
でも、原作から20年後の物語で原作を知らなくても楽しめるので問題なし。
まず、中高生が通う『防衛学校』の存在以外は本当にありそうな世界情勢や、中学生たちに突き付けられるシビアな状況など、甘さのないしっかりした練られた世界観に惹かれる。
そんな世界で少年少女たちに迫られるいくつかの決断。その葛藤や覚悟、青臭い台詞が青春ものらしくて良い。
また、アクションシーンもなかなか。派手さはないが、人を撃つこと、人を殺すということにこだわった心理描写中心の戦闘シーンは緊張感たっぷり。
ただ、ボーイ・ミーツ・ガールとしては微妙。
主人公・レイジと助けられる少女・トワに絡みが少なすぎる上に、それぞれに自己完結してしまっていて、別に相手がレイジ/トワじゃなくても何の問題もない。無理に恋愛要素を入れる必要はないと思うけど、ここまで関係が淡泊でボーイ・ミーツ・ガールと言えるんだろうか?
そんなわけで、それなりに面白かったのだが、ボーイ・ミーツ・ガールという文字に釣られて買ったので不満も大きい。