いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第95回甲子園 第8日目

第1試合
聖光学院(福島) 1−2 福井商(福井)


福井商がまたしてもバント力の差を見せつけた。
はっきりいって福井商が勝ったというより聖光学院が自滅した感が強い。



第2試合
熊本工(熊本) 0−4 作新学院(栃木)


作新が点差以上の快勝。ただただ一言、強い。
個人的には一番強いんじゃないかと思っている。優勝あるで!



第3試合
常総学院(茨城) 4−1 仙台育英(宮城)


1回戦でも思ったんだけど、仙台育英って試合運びがかなり下手くそだよね。
個々の能力では仙台育英の方が上だっただろうけど、投手の間の取り方とか野手の状況判断とか、野球の細かい技術が圧倒的に常総学院の方が上だった。



第4試合
鳴門(徳島) 6−5 修徳(東東京)


鳴門が一時4点差を追いつかれるも粘ってサヨナラ勝ち。
点差通りの互角の勝負も、投手力が鳴門の方が若干上手だったか。
双方5点目の後の併殺が痛かった。やっぱ併殺は流れを変えるね。

「魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編 〈下〉」佐島勤(電撃文庫)

魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編 (下) (電撃文庫)
魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編(下) (電撃文庫)

USNAの最強魔法師部隊『スターズ』総隊長、アンジーシリウス少佐こと、魔法科高校交換留学生・リーナ。彼女の訪日と同時期に発生した『吸血鬼(パラサイト)』事件は、彼らによる魔法科高校の襲撃、達也によるその撃退という結末で幕を閉じた。
しかし『パラサイト』本体は『宿主』から抜け出しこの世界を漂い続け、そして次の宿主を見つけ出した。
ヒューマノイド型ホームペルパーロボット。
付近にいた光井ほのかのパターンをコピーしたパラサイト=ピクシーは、その生まれから、達也に付き従うことを決める。
ピクシーからの情報により、『パラサイト』をより深く理解した達也は、深雪らを連れ、残りの『パラサイト』を退治すべく、夜の青山霊園へと赴く。しかしその行動は、さらなる暗躍勢力をあぶり出す結果となり――。
『最強の魔法師』と別次元からの『来訪者』を巡る激突は、魔法科高校を舞台に最終決戦を迎える!


来訪者編完結。
結局のところ来訪者とは、リーナじゃなくてパラサイトのことだったのか。
おかげさまでリーナは最後まで振り回されるだけの報われない子だったなあ。上中下と段々と存在感が薄くなっていくという。まあ、兄妹が無双する話だから仕方ない面はあるのだが、アメリカさんの情けなさの象徴的存在になっていたような。それでも再登場フラグは立てられたので、次の登場での活躍に期待。仲間として出れば活躍させてもらえるはず。
そんなわけで案の定というかなんというかパラサイトの相手はいつものメンバー。
高校生強すぎー(棒)。
ほのかの盲目暴走や深雪とレオという意外なコンビなど新鮮だったものもいくつかあるが、まあ予定調和なので、裏で活発に動いていた大人たちの動向の方が気になるという誰が主役なのか分からないような戦闘に。あっちこっちに視点が飛びまくってたのも原因かな。無双は好きだが、キャラが多いので焦点を絞って貰わないと盛り上がりに欠ける。
次から二年生。ラブコメ的にはあの姉にしてこの妹たちありな展開になりそう。問題はもう一人の「七」の方だろね。
それにしても、このシリーズの○○編の最後は「〜の幕開けとなった」ばかりだなあ。まだ1年生だから? ちゃんと収束するのか、達也の話だから大局は描かれないのか……。