いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第95回甲子園 第13日目 準決勝

第1試合
日大山形(山形) 1−4 前橋育英(群馬)


序盤から着実に得点を重ねた前橋育英が勝利。
勝負を分けたのは1回の攻防か、満塁のチャンスを併殺打で潰した日大山形に対して、きっちり犠牲フライを打つ前橋育英。この勝負強さはとても初出場校とは思えない。



第2試合
花巻東(岩手) 0−2 延岡学園(宮崎)


延岡学園の先発横瀬が監督もビックリの完封劇。6回にあげた2点を守り切った。
花巻東は頼みの千葉のカット打法が禁止されたのが響いたのか、打線に覇気がなく3安打のみ。
で、なんで今更禁止? 彦根東の監督も済美の監督も「千葉にやられた」ってコメントしてるのに、県大会を含めて負けたチームはどうなる。
結局サイン盗み疑惑の印象が悪かったのが原因なんだろうな。あんなに分かりやすいサイン出すバカはいないと思うが、まあ疑われるような動きをする時点で頭が足りないわ。
そして印象だけで動く高野連はどうしようもなく無能。

「モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)6」谷春慶(このライトノベルがすごい!文庫)

モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣) 6 (このライトノベルがすごい! 文庫)
モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣) 6 (このライトノベルがすごい! 文庫)

地獄の蓋フルオープン! 死者の霊が溢れだし、街はパニック状態に!! だがゲス男・望月砕月はそんな中でもビョーキ全開! 迫り来る死者、ハルマラ率いるウィザード軍団、そして事件の黒幕・オピウムと激しい攻防を繰り広げながら、修羅場を発生しながら、砕月は事件の真相に迫る! が、明らかになっていく真実は、ベリーハードなものだった……。人気の『モテ泣き』シリーズ、いよいよクライマックスです(いろんな意味で)


おおおおお! タマさんがデレた!!!
ツンしかない、いやそれ以前の言動ばかりのタマのデレは最高のギャップ萌え。この赤面は破壊力高い。いやー、良いものが読めた/見れた。
と、最後は良かったのだけど、そこまで行く過程がかなりしんどい。
世界の危機のはずなのに、いつも通りのビョーキでヒロインたちといちゃこらする砕月にうんざり。この空気でラブコメやられても楽しむのは無理だって。やっぱりコメディとシリアスのメリハリがない、場の空気を大切にしない話は性格上合わないわ。
それと理想論の砕月と現実論のタマの平行線で不毛な言い合い。一度二度ならまだしも、不毛なことを何度を繰り返す意味はどこに?
この二つの無限ループのような前半は苦行かと。三章から読み始めても何の問題もない。むしろ推奨したい。
無事解決と思ったら、もう一事件あるようで。ヒロインたちの対決になりそう? 今まで基本我関せずだったタマさんのデレ攻勢に期待。