いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「おらたちは、それほど甘かねえだよ」

よかったマークありがとん(・∀・)


DQ11の発売日に関して「30周年のうちに…」という発言があったそうなので、そこから予想してみた。
30周年は2016年5月27日。スクエニ理論では恐らく31周年を迎えなければ「30周年のうち」だろうと考えると、初めの発表が2017年5月。そこからまずさくっと半年延びて11月。さらにもう一度半年延びて2018年5月。やっぱり無理だ。もう半年、いやここまで来たらクリスマス商戦に合わせようで2018年12月。
ということで2018年12月でFA。




ワカコ酒 第4話「ウニクレソン」
タイトルでなにそれ美味しそう。絵を見てさらに美味しそう。
でもそんなにウニ使ったら……やっぱりかー\(^o^)/タカイヨ
一品1300円のつまみを一人で味わう。最高の贅沢ですね。

「六花の勇者6」山形石雄(ダッシュエックス文庫)

六花の勇者 6 (ダッシュエックス文庫)
六花の勇者 6 (ダッシュエックス文庫)

〈運命〉の神殿で分裂した六花の勇者たちに、テグネウの本隊が迫っていた。六花たちはアドレットを中心に作戦を練るが、限られた戦力で厳しい状況を打破するため、リスクの高い作戦を取らざるを得ない。一方、テグネウは凶魔の大軍による物量攻撃と共に、「愛」の力を利用した心理的な揺さぶりを仕掛けてくる。絶対的不利の状況で死闘を繰り広げる六花たち。どこまでも自らの美学に執着するテグネウ。そしてついに「七人目」のすべてが明らかになる! 世界を救うことを誓い、復讐に命を懸けてきた少年に突きつけられた真実とは!?伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第6幕!

最凶の敵・テグネウの集大成が読めるシリーズ第6弾。
これまでも六花の勇者たちはテグネウの掌の上という印象がずっと付きまとっていたのだが、それを決定づける内容だった。「愛」という人の感情を計算しつくした何十年にもわたる壮大な計画に、感嘆の溜息が出ると同時に、凶魔の名に相応しい悪趣味な動機に怖気も走る。目的の8割がテグネウの性癖を満たす為じゃないか……なんだこれは。感心するのにフラストレーションがたまる変な感覚。
これで六花の勇者たちがそれ以上の活躍をしてくれていたら鬱々とした気分を晴らしせたのに、肝心の主役がこれでは。
七人目と判明した後のアドレットは完全な腑抜け。これまでその聡明さとクソ度胸で主役を張ってきた姿はどこにも見当たらない。そんな彼を信用してきたメンバーも、テグネウの策略とアドレットの優柔不断な言動で右往左往。別行動のハンスだけは気を吐いていたが、一人では現状の打開が出来る筈もない。
それでも終盤、フレミーの踏ん張りから一矢報いたかに思えたのに、最後までテグネウに持っていかれるとは。
『愛』を語る物語に、愛が憎しみに変わる話が入るのは必然か……。彼らがテグネウの掌の上を抜け出すのはいつになるのか。読者の気分が晴れるのはいつのになるのか。
次から愛を知る最強の凶魔が相手。対する六花は中心になる人物不在でチームワーク最悪。苦戦必至だが、奇跡の一手がどこから出てくるかに期待。