いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「好きだー!」

U‐18野球ワールドカップ
日本 3−0 アメリ


佐藤世那完封で日本勝利!!
世那君のようなアーム式のピッチャーは日本にはあまりいないけど、アメリカには多くいそうだから簡単にタイミング合わせられてしまうと思ってました。すみませんでしたー<(_ _)>
打線は打てなくても足で点を取る野球を見せてくれたし、内容も結果もこの勝利は悲願に向けて大きな一歩。でも、彼が活躍しなかったから紙面は一気に小さくなるんだろうね(嫌味)





あぁやっぱり今週もダメだったよ、、、悲しくなるからどことは言わないが

「僕は友達が少ない11」平坂読(MF文庫J)

僕は友達が少ない (11) (MF文庫J)
僕は友達が少ない (11) (MF文庫J)

リア充の時間の流れは速い。三年生に進級し、友達や恋人と過ごす充実した日々を駆け抜けて、卒業式の日に小鷹は思う。結局俺は物語の主人公のような劇的な青春は送れなかった。恋や友情や家族や夢といったありきたりで切実な問題は、勝手に成長したそれぞれが各自でなんとなく解決したり、解決しないまま時と共に乗り越えた。だからって、別れが寂しくない理由にはならない。劇的でないことが大切でない理由にはならない。この涙を止める理由にはならないのだ――。
残念系青春ラブコメ、エピローグ。この「今」はきっと、いつまでも俺の心に残るだろう。

え? そのまま幸村と付き合うの? 「はい」と言いつつ、小鷹ならまたなあなあにするのかと思ていたのに。
でも問題はそこではなくて、幸村が全然幸せそうじゃないところだ。元々感情を表に出すタイプではないけれど、そこは他のヒロイン、特に理科の為にも幸せそうにしてくれよ。……幸村に限らずか。
丸々一冊エピローグなこの最終巻は、小鷹が卒業までの各イベントを淡々と紹介していく様子が哀愁を誘う。いやこれ、全体的な雰囲気がなんというか、終わる寂寥感と言うよりもどちらかと言えばおつy(ry
最後らしくみんなにほぼ平等にスポットを当ててくれたけど(星奈は少なかったような気がしないでもないが)、最も印象に残ったのは夜空。告白、最高だった。ラノベ史上過去“最大”の告白だったのは間違いない。1巻パッケージヒロインの面目躍如だね……(´;ω;`)ブワッ
そして小鷹。
ここまで来たら幸村エンドを貫けよ! 馬鹿かー!!
……まあ「え? なんだって?」と言う名言を生んだヘタレ王・小鷹らしい答えだとも言えるけどさ。
なんだか文句ばかりになってしまった(悪い癖だ)、台無しおまけ前の最後の一言「いい青春だった!」のは間違いないと思う。だってシリーズ通じて読んでいてずっと羨ましかったんだから。