いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ドラグネット・ミラージュ

ドラグネット・ミラージュ (竹書房ゼータ文庫)

ドラグネット・ミラージュ (竹書房ゼータ文庫)

超空間ゲート「ミラージュ・ゲート」によって、幻想世界レト・セマーニとつながった都市、サンテレサ市。そこでは新たな文明、新たな文化と共に持ち込まれた新たな犯罪と戦う刑事たちがいた――。
同僚を殺されるきっかけとなった「妖精」を追う敏腕刑事のケイ・マトバは、同じく妖精を追ってやってきた異世界の騎士との合同捜査を命じられるが、やって来たのはうら若い少女騎士! 習慣の違いから対立する二人の捜査官は真相にたどり着けるのか?! ファンタジックポリスアクション、ここに開演!

ちょwwwあとがき秀逸!www
相変らず無駄とも思える裏設定考えるの好きだな〜賀東さんw
っていきなりあとがきの話題じゃ著者に失礼だな(^^;


マトバはまんまハードボイルド小説の主人公だけど、異世界の少女騎士ティラナがいるために、重くなりすぎず絶妙なバランスが保たれているような気がする。
二人の掛け合い(主に罵り合いだけど)がテンポが良くて面白い。
好みから言うと、もっとハードボイルでも良かったけど、原案者の言うとおり、アメリカの1時間ドラマみたいなノリで楽しめた。


・・・だけど絵がな〜(-ω-;)
今のラノベ市場でこの絵は致命的だろう。
ティラナなんて全く可愛くない。・゚・(つД`)・゚・。
『萌えキャラは要らないが、絵だけは何とかしてくれ!』というクレームをだしても、賀東氏ときぬた氏じゃどうにもならんしな〜(;´Д`)