いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



甲子園 12日目

第一試合
東洋大姫路(兵庫) 4−5 駒大苫小牧南北海道


駒大苫小牧がまた苦しんで逆転勝ち。
東洋大姫路は立ち上がりコントロールが定まらない田中を攻め、1回ラッキーなヒットとHRで2点4回は四球やエラーを絡めもう2点。一方駒大苫小牧打線は東洋大姫路飛石の高めのボール球をことごとく振り、ただ立っていれば四球連発してくれそうなコントロールだった飛石を助け、5回までたった1安打。
しかし6回田中が始めて東洋大姫路三者凡退で抑えると流れが一変。飛石の球威が落ちてきたのと3回り目になってようやく慣れてきたのが重なったのか、四球後の4連打で一気に同点。そして7回代わった乾から四球や内安打などで1度も外野に球が行く事がないまま、まさにもぎ取った形で1点勝ち越し。
その後は田中が苦しみながらも無失点に抑え、またしても苦しい試合をものにした。


8回表結果的には0点だったが、どうにも理解できないジャッジが。
バッターがボール球のスライダーを振りにいってバットを止め、そのスライダーが足に当たった。
このプレーに対し審判がわざわざ「振っていないからデットボール」という説明をしたが、焦点はそこではなく何故避けていないのにデッドボールなのかだと思うのだが。
避ける素振りを見せていないのにデッドボールの判定はおかしい。



第二試合
智弁和歌山(和歌山) 13x−12 帝京(東東京)


ホームランと終盤の逆転、今大会を象徴したような試合は智弁和歌山が再逆転勝ち。
7回まで4本のHRで8点取り智弁和歌山が主導権を握ったまま試合は進む。8回に帝京がHRで2点返すも8回終わって4点差。智弁2番手竹中の出来も悪くなく試合は決まったかに思われた。
しかし9回帝京は2アウト1,2塁から低めに集められたボールをコツコツ叩きつけ5連続短打でまさかの逆転。さらにトドメとばかりに3ランHRで一気に4点差。今後こそ勝負が決まったと思われた。
9回から登板の勝見がストライクが入らず連続四球。そして4番橋本に真ん中高めのストレートをスタンドまで持っていかれ1点差。さらに四球を出したところで1年生ショート杉谷に交代するも1球で死球を出しすぐに岡野に交代。だがこの流れを夏の大会初登板の岡野に止められるはずもなく、ヒットで同点、連続四球で押し出しでサヨナラ。
大会記録の両チーム合わせて7HR。今年の甲子園の上空には局地的に追い風が吹いてるんじゃ?と思うほどホームランがよく出るなぁ(^^;