いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



先輩とぼく〈2〉 (電撃文庫)

先輩とぼく 2沖田雅電撃文庫
オンライン書店ビーケーワン:先輩とぼく 2

いきなり現れたトンデモ台風少女。その名も嵐ちゅん! 彼女はぼくの幼馴染みで妹みたいなもんで、それで先輩に敵意を燃やしてて……ってどうしてそんなことに!?
「うるさいうるさい〜何が愛し合う二人よ! ムキー。はじめにーちゃんはアタシのもんなんだからね!」
「くっこれはとんでもない強敵だ」
絶対楽しんでる先輩。また人間関係がややこしくなりそうな予感の新学期。もうぼくは疲れました……。
はじめのじいちゃんも来襲し、四天王も大活躍するかもしれない(?)、ハイテンション脱力ラブ(!?)コメディ、第2弾!

今回ははじめ君の幼馴染登場。


うん、バカだ! 素晴らしいバカだ!(←誉め言葉w
季節ものと学園ものの恒例行事をこなしつつ、つばさ主導による“お約束”と小ネタのオンパレード。展開は分かっているのにニヤニヤが止まらない。またそれに振り回されて段々と壊れていくはじめがいい感じ(*´Д`) 周囲の人達の中では、新キャラも何人か出てきたけどやっぱりはじめの家族が秀逸。「家族会議と夜這い」の会話は最高だった。
とりあえずキャラでは幼馴染と双子、オカルトでは前世ネタが追加。次は何が出て来るのか楽しみだ。


〜余談〜
①141頁と185頁の挿絵が冨樫風なのがすごく気になるんだけどw
②50%やさしさの薬は風邪薬じゃなくて頭痛薬、ゴマアザラシじゃなくてゴマフアザラシ、とツッコんでみる