いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



大会12日目(準々決勝)

第一試合
佐賀北(佐賀) 4−3 帝京(東東京)


今大会間違いなく一番強かったチーム帝京が審判に破れる。
序盤、帝京の守備のミスや四球などで佐賀北が3点を入れるも、強打の帝京がすぐに打って追いつくというどちらも譲らない展開。
が、この後主役になったのは選手ではなく審判。4回以降の0更新の流れを審判が作る。高めにボール一つ、コースはボール二つ以上広いストライクゾーンで打者を翻弄w 
そして、延長審判は佐賀北ファンに。延長に入ってからの流れは帝京だったが、2度のスクイズをアウトの判定。10回のスクイズもセーフくさかったが、12回のスクイズは100%セーフ。
そして13回裏、2アウト1塁の場面で今まで広かったストライクゾーンが急に普通に戻る。それまでのストライクゾーンなら1番辻は本当は見逃し三振でチェンジだったはず。結局辻が繋いで2番井出がサヨナラタイムリー。
帝京はらしくないミスが目立ったのも痛かったが、この試合の前まで3試合で三振1つだけという選球眼のよさがストライクゾーンの異常な広さのために見逃し三振を増やす結果になってしまったのが残念でならない。
佐賀北は未だ甲子園で1点も取られていない久保の頑張りと運のよさが光った。
・・・頑張って勝った佐賀北の選手には悪いとは思うがはっきり言う。
この試合は審判が主役になってしまった今大会最低の試合
菊川のためには帝京に残って欲しくないので佐賀北を応援していたが、こんな後味の悪い試合はないわー(;´Д`)



第二試合
今治西(愛媛) 1−7 広陵(広島)


序盤は今治西ペース。エースで4番の熊代の で1点先制。しかしその後2回3回とチャンスを作るも得点が出来なかったことで、流れが広陵に傾きだす。4回表、広陵がヒット3本と四球2つで2点をいれ逆転。その裏、今治西にも同点のチャンスがありながらここも逃してしまう。これで流れは完全に広陵に。広陵は中盤以降疲れが見える熊代を攻め、5回に2点7回に3点を追加し勝負を決めた。
広陵の野村は序盤は制球に苦しみ毎回ピンチを迎えたが、ここを1点で堪え味方の反撃を呼び込んだ。逆転してもらった中盤以降はいつものように速いテンポで今治西を抑え、8回1失点12奪三振の好投。
今治西の熊代は3回まではほぼ完璧なピッチングだったが、その間打線がチャンスを逃し続けたことで力んでしまったのか、4回からは球が上ずりだし広陵打線に捕まってしまった。
帝京がいなくなった今、この広陵が優勝候補NO.1か?