いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



我が家のお稲荷さま。〈7〉 (電撃文庫)

我が家のお稲荷さま。7」柴村仁電撃文庫
我が家のお稲荷さま。 7 (7) (電撃文庫 し 9-8)

それはきもちいい秋晴れの日。透は着物姿の若い女性に抱きつかれ、「お願い、助けて……」と懇願されて……。
それは廃屋と見紛うばかりにボロボロの温泉宿。クーとともに一泊旅行にやって来た昇は、怪しげな事件に巻き込まれて……。
そしてそれは寒風吹き荒ぶ12月の保健室。体重計に上がった佐倉が「……っみゃ――っっっ!!」と叫んだそのこころは!?


一年ぶりのご無沙汰でした。
世にも美しい天狐空幻が踊る、現代のお伽噺第7弾です。


1年ぶりなのに・・・1年ぶりなのに・・・
コウの出番が少ない! うわ〜ん。・゚・(つД`)・゚・。
短編集だったんだからコウがメインの話があってもよかったと思うんだ、うん(´;ω;`)


というわけで今回は短編集だったけど、ほのぼの感はいつもどおり。でも、短編集でこの薄さ(200ページちょっと)だとやっぱり物足りない。次はどどーんと長編を期待したい。
・・・そういや6巻の終わりに約束した紅葉とのデートはどうなったんだろう?


では各章ごと(最近こればっかだな)
長月の章
内容:透くんの人助けならぬ神助け。
折角良いことしたのに、このオチは透が不憫すぎるwww←笑ってんじゃん


神無月の章
内容:ハロウィンの話。
巫女服にカボチャの被り物!新しい!!
さすがコウさん!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにしb(ry
編集に一言。絵師さんが忙しくて挿絵が少ないのは分かるけど、関係ない挿絵を挟まないでください。まだ無い方がいい。


霜月の章
内容:商店街のくじ引きに当たり、昇とクーが温泉旅館へ行く話。
これは面白い。クーがいかにテレビっ子なのかが分かる。
おバカな内容とクーの妙なテンションといいかげんさがいい感じ。


師走の章
内容:佐倉のダイエット
佐倉かわいいよ佐倉。ベタな話だったけどオチが秀逸。それにしても・・・
昇…恐ろしい子。ラストのアレは本当に無意識でやってるのか?


睦月の章
内容:高上兄弟はそれぞれ初詣。クーは大宴会。
もの凄い短いのに無理やりキャラを詰め込んだなぁ(^^;
宴会のカオスぶりが見もの。